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干場編集長が監修し、絶好調のタカシマヤ スタイルオーダー サロン(TSS)。スーツやシャツ、バッグや時計に至るまで全身を自分好みにカスタマイズできる提案が、厚い支持をいただいております。そう、わかりやすく言うと絶好調!
今回は「究極のトレーサビリティー」をテーマに、TSSでオーダーしたスーツがどう作られるのかを徹底取材。青森県東津軽郡にある「蓬田紳装」を干場と高島屋のメンズバイヤー久曽神健氏が訪れ、熱気に満ちた工場を隅から隅まで”探検”してきました。
詳しくは動画をご覧いただくとして、お客様が店頭でオーダーしたスーツができるまでをダイジェストでお伝えしましょう。
①受注処理室
工場長の今順司さんに案内されて、まずは受注処理室から見学。ここでは、使われる生地のデータやスーツの寸法など、店頭で測った採寸データをパソコンに打ち込み、”スーツの設計図”をつくる作業が行われています。すべての工程のスタート地点です。TSSではお客様のサイズに合わせてその都度生地を裁断するので、入力ミスのないよう、細心の注意を払って正確な設計図をつくります。
②生地の裁断
スーツの設計図が決まったら、機械と人の手を併用し、型紙に沿って生地を裁断していきます。まるで紙細工のように大胆かつ繊細な作業。チェックなどの柄物は、身頃部分と袖部分を合わせたときに「ズレ」がでないように、必ず人の手で調整しなければなりません。
③パンツのアイロンワーク
スラックスには入念にアイロンかけが行われていました。外は一面の銀世界でしたが、工場は熱気で窓が曇るほど。
「人間の脚は膝までは前に、膝から下は後ろに大きな筋肉があります。履いたときにストレスがないよう、生地がS字のカーブを描くように、熱を入れて『クセ』をつけているんです」(久曽神氏)
④スーツを蒸らす?
雨や湿気で生地が膨らむと、スーツ全体にゆがみや狂いが生じるため、あらかじめ蒸気を含ませ、乾燥させてから実作業に入るそうです。こんな知識、工場に来なければそうそう得られるものではありませんよね。
⑤ミシン入れ
スーツのキモといえるラペル(襟部分)は、美しい返りを実現させるために「ハ刺し」というミシンの入れ方で仕上げています。ミシンでは仕上げられない角や先端の部分は、職人の手による「すくい縫い」が欠かせません。一針一針、丹念に縫っていく作業には神聖さすら感じます。
⑥スーツの解剖教室とマニフィカ仕様
2019年の春夏からジャケットで採用されている「マニフィカ」仕様。「すばらしい」という意味を持つ、この仕様の特徴は、副資材を極限まで省き、着心地の快適性を高めながらも美しいデザイン性を担保するTSSの発明品です。生産管理部の佐々木尚之さんのわかりやすい解説も、ぜひお楽しみください。
スーツは工業品ではなく、工芸品。熱すぎるロケを終え、そんな言葉が胸をよぎりました。ぜひみなさんも、丹精の込もった一針一針の着心地を実感してみてください。
『オトコを格上げする「メンズウィークス」
大阪タカシマヤでは、2019年3月27日(水)→4月9日(火)に「メンズウィークス」を開催します。半年に一度、大阪タカシマヤメンズが総力を挙げて、ファッションだけでなく、さまざまなライフシーンで「オトコを格上げするモノ・コト」をご提案します。』
(大阪タカシマヤ メンズウィークス ホームページ)
https://www.takashimaya.co.jp/osaka/mens_weeks/index.html
【干場編集長が参加する!店頭イベント情報】
2019年3月30日(土)午後2時~
大阪高島屋 5階 タカシマヤ スタイルオーダー サロン
Video:NMM
Text:Yoshihide Kurihara
【提供元】
高島屋
http://www.takashimaya.co.jp/store
/special/style_order_salon/
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