FASHION ― 僕が捨てなかった服

「僕が捨てなかった服」

【RUN-DMCのサイン入り!?】アツい思い出も刻まれた、Poggy愛用のボウタイ

2019.7.18 2019.7.18
2019.7.18
人生には、どうしても手放せなかった服、そう「捨てなかった服」があります。そんな服にこそ、真の価値を見出せるものではないでしょうか。そこで、この連載では、ファッション業界の先人たちが、人生に於いて「捨てなかった服」を紹介。その人なりのこだわりや良いものを詳らかにし、スタイルのある人物のファッション観に迫ることにします。

LW&Tのときは よくボウタイを巻いていました

幅広いアイテムを披露してくれた神藤光太郎さんに続いて登場するのは、ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)」から独立し、自身の会社を立ち上げた小木"Poggy"基史さん

Poggyが膨大な数を所有してきた中でも捨てられなかった服をご紹介する企画の第6回目は、ギャリック・アンダーソン(GARRICK ANDERSON)のボウタイです。

これは、確か2005年、まだ「リカー、ウーマン&ティアーズ」をやっていた頃に よく着けていたボウタイなんですが、RUN-DMCのDMCことダリル・マクダニエルズのサイン入りです。

アディダスの名品 スーパースターが35周年を迎えて来日したときのパーティでお会いした際にサインを入れて貰ったんですが、そのときはサインを入れるのに相応しいアイテムを何も持ってなくて、その場でボウタイを外して描いて貰ったんです。

この35周年企画でリリースされたRUN-DMCモデルは、踵にRUN-DMCのDJで、2002年に銃で撃たれて亡くなったJMJ(Jam Master Jay)のプリントが入っていたんですが、追悼の意味も込めて、このサインにも「JMJ RIP」の文字が入っています。

その後、2009年にミラノ・ファッションウィーク中、フェンディのショー会場の外で 初めてThe SartorialistのScott Schumanに撮られたときも トム・ブラウンのジャケットに白シャツでボウタイして、ゴールドチェーン着けて、4連リングして、サドルシューズを合わせてたように、海外に行くときは とにかく気合いを入れていて、ボウタイをよく取り入れていました。

その後はスタイルが少し変化して着ける機会が減ったので、あまり使っていませんでしたが、RUN-DMCのDMCのサイン入りという貴重性もあるので、手放すことはありませんでしたね。

Photo:Naoto Otsubo

Edit:Ryutaro Yanaka

小木 “POGGY” 基史 
FASHION DIRECTOR

1997年、ユナイテッドアローズにてアルバイトからキャリアをスタートし、2006年には伝説のショップ「リカー、ウーマン&ティアーズ」を立ち上げ、ディレクターを務める。2015,16年には2年連続で「HYPEBEAST 100」に選出。 2018年独立し、10年に立ち上げたユナイテッドアローズ&サンズのディレクターを勤めながら、さまざまなコラボレーションやパリにて「POGGY’S BOX」と銘打たれた展示会の開催など、これからの動向に注目が集まるファッションアイコンの一人。1976年 北海道札幌市生まれ。
Photo:Jonathan Daniel Pryce, GarconJon.com

Author profile

谷中 龍太郎
谷中 龍太郎
Yanaka Ryutaro

FORZA STYLE シニアエディター

さまざまな雑誌での編集、webマガジン『HOUYHNHNM』編集長を経て、『FORZA STYLE』にシニアエディターとして参画。現在までにファッションを中心に雑誌、広告、カタログなどを数多く手掛け、2012年にはニューバランス初となるブランドブックも編纂。1976年生まれ。

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