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LIFESTYLE 僕が捨てなかった服

【Poggyをハッピーに!】かぶると気分が上がるゴンズのイラスト入りハット

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人生には、どうしても手放せなかった服、そう「捨てなかった服」があります。そんな服にこそ、真の価値を見出せるものではないでしょうか。そこで、この連載では、ファッション業界の先人たちが、人生に於いて「捨てなかった服」を紹介。その人なりのこだわりや良いものを詳らかにし、スタイルのある人物のファッション観に迫ることにします。

ブリムの裏には マーク・ゴンザレスのイラスト入りです!

幅広いアイテムを披露してくれた神藤光太郎さんに続いて登場するのは、ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)」から独立し、自身の会社を立ち上げた小木"Poggy"基史さん

Poggyが膨大な数を所有してきた中でも捨てられなかった服をご紹介する企画の第4回目は、「アート・カムズ・ファースト(ART COMES FIRST)×スーパーデューパー(SUPER DUPER)」のハットです。

これは2015年頃に、気に入ってよくかぶっていたハットなんですが…

翌年の2016年に、アディダス スケートボーディング(adidas Skateboarding)によるスケートボードデモツアー「Away Days-Team Tour」で来日したマーク・ゴンザレスに初めて話し掛ける機会がありまして、勢いでそのときにかぶっていたこのハットに「サインを描いてくれないか?」ってお願したら、快く受けてくれたんです。

サインを描くのかと思ったら、このゴンズの「天使(エンジェル)」のキャラクターをブリムの裏に描いて頂けて、もうその時点で、完全に殿堂入り(笑)。絶対に捨てられないアイテムになりました。

描いて貰う場所の指示はせず、お任せしたんですが、彼は迷うことなくブリムの裏に描き出して、「やっぱり分かってる人は、見えない場所に書くんだな」って気づかされましたね。着るアイテムならなおさら、これみよがしにはしないだなって。

描いてもらった後もアートピースとして飾ったりはせずに、今までと同じようにかぶり続けていますし、かぶってるとハッピーな気分でいられるようになった気がしていますね(笑)。

Photo:Naoto Otsubo

Edit:Ryutaro Yanaka

小木 “POGGY” 基史
FASHION DIRECTOR

1997年、ユナイテッドアローズにてアルバイトからキャリアをスタートし、2006年には伝説のショップ「リカー、ウーマン&ティアーズ」を立ち上げ、ディレクターを務める。2015,16年には2年連続で「HYPEBEAST 100」に選出。 2018年独立し、10年に立ち上げたユナイテッドアローズ&サンズのディレクターを勤めながら、さまざまなコラボレーションやパリにて「POGGY’S BOX」と銘打たれた展示会の開催など、これからの動向に注目が集まるファッションアイコンの一人。1976年 北海道札幌市生まれ。
Photo:Jonathan Daniel Pryce, GarconJon.com



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