サマーウールを採用していることもあり長く使えるのも嬉しい!
テーラーでのフィッター経験から滲み出る細やかな気配りを生かし、お客様一人ひとりに寄り添った的確な提案が内外からも評判を呼んでいるエストネーション六本木ヒルズ店 シニアセールススペシャリストの深澤由智さん。そんな彼が“梅雨のコートスタイル”としてレコメンドしてくれるのは、サルトリアの国立協会からジュニアマエストロに賞されたルカ グラッシアのコート。
「ナポリ仕立ての源流とされるサルトリア、ロンドンハウスの黎明期を支えた先代からの技術を受け継ぎながらも、チェザレ・アットリーニの元でさらに感性を磨いたス・ミズーラ工房の三代目、ルカ グラッシアによるコートは着ている本人だけでなく、見ている人さえも興奮させる存在感の一着です。ほとんどの工程が手作業で行われているためお値段は張りますが、サマーウールを採用していることもあり時期的に長く使えるのも嬉しいですね」
偶然にも創業者と三代目の名前が全く同じ理由は、イタリアの風習により長男へ父親の名を受け継がせることが多いためだそう(ヴィンチェンツォ・アットリーニのように)。
コート 32万円/ルカ グラッシア、ネクタイ 1万6000円/フランコバッシ、シューズ 8万3000円/チャーチ(ともに エストネーション六本木ヒルズ店 0120-503-971)、スーツ/タリアトーレ、シャツ/ エリコフォルミコラ、サスペンダー/ブレテッレ&ブレイシーズ( すべて私物)※表示価格は、全て税抜き価格です。
ラペルの返りを眺めているだけで、軽くご飯3杯はイケます
ブレイシーズ(サスペンダー)とタイのマッチングでひっそり遊ぶ
足元には“外交官”の名を持つ、チャーチのディプロマット
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Contribution:Yasuharu Imai
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