散々悩んだ挙句 ボルドーを選んだのが大正解っ!
さて、138回めも続けて「ロロ・ピアーナ」。やっぱり好きです、ロロ・ピアーナ(笑)。編集長とお揃いで 色違いのオープンウォーク(OPEN WALK)です。
右足が若干小さく 左右のサイズが違うので、スリッポンタイプのシューズは よっぽど気に入ったモデルか ビックリしちゃうくらいお安くなってない限りは買わないんです。だから、ロロ・ピアーナのオープンウォークもサマーウォークも気になりながら スルーし続けていました。
クオリティが抜群に高いのは承知の助でしたが、1ケタ違いますしね。
ただ、チャッカが好きで さまざまなモデルを買い足して愛用しているうちに ミドルカットの雰囲気で 楽チンに履けるシューズがあったらイイなぁ〜なんて思い始めてたんです。
としたら、そう! オープンウォークなワケです。アッパーやカカトもローカットより接する面積が大きいし、履いてる人によれば 内側に採用された特許取得済みのエラスティックが しっかりホールドしてくれるそうだし 意外と大丈夫なんじゃね?って。
もう思い立ったらガマンはできず、早速行って試しますよね。まずは左右サイズの異なる"わがままマイフット"に合うのかどうか……?
合うじゃーん!!
価格に関しては…でしたが、ロロ・ピアーナの職人たちが手縫いで仕上げており、軽くて柔らかで包み込まれるような履き心地でしたから、革靴1足買い足す気持ちで清水ダイブしちゃいました。
色は 無難なブラウンや ネイビーとも散々悩みましたが、あえて持ってないボルドーをチョイス。
ご存知の通り、買っても履かずにシュークロゼットに眠る靴が多い中、このコに関してはホントよく履いてます。珍しくソールが汚れてるでしょ? これは、他にはないボルドーを選んだからだと思ってます。イイ選択だった(笑)。
春の声が聞こえた瞬間から 短めのパンツに合わせており、その柔らかさを堪能すべく 洗えるインソールを入れて素足で履くことが多いですね。
ちなみに夏の間は ショーツに合わせてました。じつは 夏のシューズ選びって意外と難しくて、気を抜くと だらしなく見えがちなんですが、このオープンウォークはとにかく上質で優雅な雰囲気すら漂うから、問題ナシ!
というわけで、肌寒い季節が訪れるまで八面六臂の活躍をしてくれる とにかく優秀なシューズです。
そうそう。ボスとお揃いだから、履き間違えを防ぐためにソール裏に名前を書き込もうかと思いましたが……、茶や黒は持ってるっぽいけど このボルドーがカブることはなさそうなんで、書かなくても大丈夫そうです。
イイ色なんだけどなぁ〜(笑)。
Photo:Shimpei Suzuki
Text:Ryutaro Yanaka