2つ並べると「0」と「⚪︎」で レイワ? え、見えません??
さて、せっかくなので令和最初の記事となる136回めも「エルメス」で。トワル・シュヴロンというコットンキャンバスが使われたショルダーバッグ「アリーヌ」です。
大きな方(GM)は 働き始めたくらいのときに局地的に流行って コットンのクセにやたら高額なのを頑張って清水ダイブしました。
まぁ キャンバスボディとは言え 持ち手はヴォー・バレニアだし 端の部分を職人さんが丁寧に縫ってるから 高額なのは仕方ないのかもしれませんが…。他のブランドだったら それなりのバッグは買えましたよね……。
それに、普段ロゴものはまったく買わないし、どちらかというと苦手なんですが、なぜか「アリーヌ」の雰囲気には惹かれてしまうんです。不思議ね❤︎
その後 ディスコン(廃盤)になったと聞いたので 一気にもったいなくて使えなくなり 長いことクローゼットの奥に仕舞い込んでいました。だから 今でも全然キレイ!
それから 追いかけるように小さい方(PM)も買い足して コンパクトカメラと財布を持ち歩く用に使っていたんです。
そのうち iPhoneで充分になって カメラもこのコも使わなくなり 大きい方とは違う理由で仕舞っておいたんですが どういうわけか奥方が見つけて引っ張り出し、ちょっとした買い物に便利ってことで ガツガツと使い始める始末。
端々はところどころ擦り切れ、かなりイイ味に育ってきたようです。
コットンキャンバス地も だいぶ汚れてきてるので 洗っちゃおうかと思案してるんですが、持ち手のヴォー・バレニアが洗ったらどうなるのか?? 自分的には実験としてオモロそうなんですが、いま使ってる奥方的には 革の染料が移染してしまったらイヤらしく、なかなか首を縦に振りません。
いやいや そもそも俺のだし……。
最近、小さい方のオールレザーバージョンってのも登場し、気になって店頭で見せていただいたんですが、使い道が見当たらない(笑)。なので ダイブは辞めておきました。
ただ、持ち手のレザーが もっと長かったら サコッシュみたいに使えてイケてる気がするから清水ダイブしちゃいそうなんですが。エルメスさんは やってくれないですよね…。
Photo:Shimpei Suzuki
Text:Ryutaro Yanaka