WOMAN ― 媚薬ジャズ

PEPEの「媚薬ジャズの聴かせ方」

「娘ほどの年齢の女性に恋をしてしまいました」そろりそろりさん(50)のお悩みとは?

2019.4.1 2019.4.1
2019.4.1

甘やかすのではなく、時に厳しく、愛を持ってお付き合いを

列島各地より桜の便りに心弾ませる季節となりました。
全国のダンナ様はいかがお過ごしでしょうか。

御機嫌よう、恋愛中毒JAZZシンガー「ぺぺ」ことRIKAPEPEです。


JAZZというのは、男女にまつわる恋愛のストーリーがほとんど。男と女の歌を扱うのですから、酸いも甘いも人より多めに気絶して参りました。この連載では、ぺぺが毎回読者の皆様からいただいた恋愛相談に対して、JAZZシンガー目線のユルっとしたアドバイスと共に、ちょっと元気が出るJAZZナンバーをご紹介してまいります。

さて、今回のイケナイ読者様からのご相談は、「娘ほどの年齢の女性に恋をした」という50歳の男性からからのお悩みにお答えします。ダンナ!さっそくお便り拝見いたしましょう。

***
ぺぺさん、はじめまして。今年で50歳の私ですが、娘ほどの年齢の女性に恋をしてしまいました。

彼女は昼間はお堅いお仕事、夜はバーで働いているという超多忙な23歳です。夢に向かって一生懸命なところに惚れています。彼女と予約の取れない店で食事したり、週末旅行に行ったり。そんな時間が最近の僕の息抜きになっています。

ですが、彼女の今後の人生を考えると、既婚者である自分がサポートし続けるのは、ちょっと違うのかなと。悩んでいます。

そろりそろりさん 自営業 (50)
***

そろりそろりさん、何と春めいたご相談を頂きましてありがとうございます。人生の若輩者ではありますが、今回もぺぺ目線で好き勝手に申し上げさせていただきます。



いきなりですが、そろりさんの様に円熟した男性は、次第に欲しい物が無くなってきませんか。人生の浮き沈みも幾度か経験し生活やお金にも余裕がある今、唯一好奇心を刺激させてくれるものといえば、「若さ」なのではないでしょうか。

若さといっても、肉体的な若さだけではなく、純粋さ・世間知らずが故の発想の面白さなど。色んな意味での若さとは、人生経験を積めば積むほど、皆が平等に失われていくものだと思います。


@getty images

一方で、若い女が人様に与えられるものは、「若さ」くらいなものだと、あれこれ経験して辿り着いた自論です。それが故に、女性の若さは特権といわれても仕方ありません。値打ちがあるのは事実なのですから。そして結局、日本の男性は若くて物を知らない女と玄人がお好き(気絶)。距離感を持って良いお付き合いができますし、口うるさくなくて心地よい筈です。


@getty images

ですが、いくら可愛い娘でも、甘やかし過ぎはよくありません。貴方が彼女を生涯面倒みるのであれば話は別ですが、ご家庭もおありで、一時的な関係であるのであれば、優しく見守ってあげてください。彼女が自分できちんと仕事をして、自活できる姿を見守るのです。

何故なら、お金の値打ちというのは、自分の手で汗水たらして働かないとわかりません。自分の人生すらまともに歩けない女に、男の人生に寄り添うことなど出来ません。そこを若い頃から怠ってしまうと、彼女は永遠に男性に敬意を払えない女性になってしまい、貴方と関係が終わってしまった後に、大変ご苦労なさると思います。どうぞ、ご検討くださいませ。


そろりそろりさんをはじめとし、全国の旦那衆!若い娘を甘やかすのではなく、時に厳しく、愛を持ってお付き合いをしてください。引き続き、ご指導ご鞭撻のほど宜しくお願いいたします。

【お答え】
可愛い娘の甘やかし過ぎにはご注意を!愛を持ってたまには厳しく接することも大事です。
一人の女性の成長を楽しみ見ながら、見守ってあげてくださいませ。


さて、今回ご紹介するナンバーは、『The Girl Form Ipanema』です。

若い娘がいくら可愛くても、声もかけずに胸の奥にしまっておいた方がいいこともあります。この曲の作者は当時35歳で、近所に住む美少女(当時15歳)に恋をして、即興で作ってしまったというのがこの曲なのです。

ため息交じりに聴こえるボサのサウンドに気絶。この曲を聴いて元気を出してくださいませ。そろりそろりさんの幸せをお祈りいたします。では、次のナンバーでお会いしましょう。艶ュー。

■おすすめのJAZZソング

アストラッドのアンニュイでエキゾチックなボサに気絶。

【和訳】

背が高くて、日に焼けて可愛い、イパネマの娘がやって来る

僕の隣を通り過ぎるけど、ただ通り過ぎていくだけ

歩く様は、まるでサンバのようだね

クールなスイングで、優しく縦ノリ

彼女を見てると悲しくなる

どうやって声を掛けたらいいんだろ?

僕の心をあげてもいいのに

毎日、彼女は海へと歩いてくよ、僕のほうじゃなくて

通り過ぎ、笑いかけてみたけど
全然目が合わない(笑)

Photo:Yoshihiro Kamiya,Getty Images
Text:RIKAPEPE
Illustration:Eri Sakai


Author profile

RIKAPEPE
RIKAPEPE
リカペペ

ジャズ歌手

カワイイが正義である現代に於いて忘れられがちな『色気』を再考し、往年女優が映画の中で歌い演じていた歌唱スタイルを現在の感覚で表現。また音楽に加え、女性の生き方と共に変容する服飾史や、自己の恋愛遍歴を活かしたユニークな執筆活動もおこない、講談社FORZA STYLEでは、『悪用禁止! 媚薬JAZZの聴かせ方』を連載中。また、2018年6月に初の著書『恋に聴くJAZZ』を出版。ジャズも恋愛も初心者の方に贈る一冊となっている。好きなものは、「養殖物でない、天然物の紳士」。

●HP
 rikapepe.jp
●instagram:
 https://www.instagram.com/rikapepe/

KEYWORDS
媚薬ジャズ

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