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IWC/アイ・ダブリュー・シーの干場が唸った新作

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先の1月14日~17日にスイス・ジュネーブでS.I.H.H.(ジュネーブサロン)が開催。FORZA STYLEは昨年に続いて現地を訪れ取材を実施。その模様は近々にビデオで公開いたします。 ここではそれに先立ちダイジェストでの速報を。各ブランドの新作を、ちょっとだけご紹介いたします。また、もちろん詳細な「ジュネーブ特集」も予定していますので、そちらもお楽しみにお待ちください。

スピットファイアがブースに着陸!

●第5回:IWC/アイ・ダブリュー・シー

今年のIWCの主役はパイロット・ウォッチ。ブース中央にホンモノのスピットファイアが飾られ、S.I.H.H.会場のなかでひときわ目立ち賑わっていました。

そんななかパイロット・ウォッチの名作である「スピットファイア」と「トップガン」の新作が多数登場。アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの『星の王子さま』をテーマにしたパイロットウォッチ「プティ・プランス」の新シリーズも発表されました。

パイロットでもあったフランスの小説家サン=テグジュペリの財団とは、これまでにも何度も魅力的なパートナーシップモデルを制作。それでいつだったか、福田の大好きな『夜間飛行』の手書き原稿を付属させたスペシャルモデルが入札式で販売され、真剣に欲しかったのをよぉく憶えています。

あ。そういえばIWCはフランスの海洋学者ジャック=イヴ・クストーの財団とも関係が深く、クストー船長もまた福田が子どものころから大好きな人物。カリプソ号の甲板をケースバックに配したダイバーズのスペシャルモデルが出たときも、真剣に欲しかったのをよく憶えています。IWCは福田の心に刺さるモデルが多いのですね。

で、今回、心に刺さってしまったのが干場編集長。歴史的名作「マーク 11」の末裔である「スピットファイア オートマティック」の魅力を再発見し「欲しい!」となってしまったのですよ。

ただ「オートマティック トップガン」にも心惹かれ「どっちがいいかな」と悩んでもいた。たぶん、いまも悩み中だと思います。

 

パイロット・ウォッチ・オートマティック・スピットファイア
IWCのスピットファイアの時計
自動巻き、SSケース、ケース径39mm、布製ストラップ、6気圧防水。予価53万円

イギリス空軍のために開発され、1948年の正規採用から約40年もの長い期間にもわたり使用され続けたパイロット・ウォッチの歴史的大名作「マーク 11」のデザインをほぼそのままに受け継いだ末裔の、その最新作。

ムーブメントをより高性能の最新自社製キャリバーに変更。アンダー40mmのほどよく小さな39mm径ケースのクラシック感も大きな魅力。裏蓋に配されたスピットファイアのレリーフも格好いい。

なお、デザインは変更の可能性あり。このSSケースのブラックダイヤルにNATOストラップを付けたモデルのほかに、ブロンズケースのオリーブグリーンダイヤルにカーフストラップのモデルもラインナップ。SSケースのブラックダイヤルにカーフストラップのモデルもあります。

IWCのスピットファイアの時計
自動巻き、ブロンズケース、ケース径39mm、カーフストラップ、6気圧防水。予価59万5000円
IWCのスピットファイアの時計
自動巻き、ブロンズケース、ケース径39mm、カーフストラップ、6気圧防水。予価59万5000円
IWCのトップガンの時計
自動巻き、セラミックケース、ケース径41mm、布製ストラップ、6気圧防水。予価67万円

これが干場編集長が悩んでしまった「パイロット・ウォッチ・オートマティック・トップガン」。軽く傷の付き難いセラミックケースが大きな長所。オールブラックが精悍です。

【問い合わせ】
IWC ☎0120-05-1868
https://www.iwc.com/ja/home.html



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