スピットファイアがブースに着陸!
今年のIWCの主役はパイロット・ウォッチ。ブース中央にホンモノのスピットファイアが飾られ、S.I.H.H.会場のなかでひときわ目立ち賑わっていました。
そんななかパイロット・ウォッチの名作である「スピットファイア」と「トップガン」の新作が多数登場。アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの『星の王子さま』をテーマにしたパイロットウォッチ「プティ・プランス」の新シリーズも発表されました。
パイロットでもあったフランスの小説家サン=テグジュペリの財団とは、これまでにも何度も魅力的なパートナーシップモデルを制作。それでいつだったか、福田の大好きな『夜間飛行』の手書き原稿を付属させたスペシャルモデルが入札式で販売され、真剣に欲しかったのをよぉく憶えています。
あ。そういえばIWCはフランスの海洋学者ジャック=イヴ・クストーの財団とも関係が深く、クストー船長もまた福田が子どものころから大好きな人物。カリプソ号の甲板をケースバックに配したダイバーズのスペシャルモデルが出たときも、真剣に欲しかったのをよく憶えています。IWCは福田の心に刺さるモデルが多いのですね。
で、今回、心に刺さってしまったのが干場編集長。歴史的名作「マーク 11」の末裔である「スピットファイア オートマティック」の魅力を再発見し「欲しい!」となってしまったのですよ。
ただ「オートマティック トップガン」にも心惹かれ「どっちがいいかな」と悩んでもいた。たぶん、いまも悩み中だと思います。
自動巻き、SSケース、ケース径39mm、布製ストラップ、6気圧防水。予価53万円
イギリス空軍のために開発され、1948年の正規採用から約40年もの長い期間にもわたり使用され続けたパイロット・ウォッチの歴史的大名作「マーク 11」のデザインをほぼそのままに受け継いだ末裔の、その最新作。
ムーブメントをより高性能の最新自社製キャリバーに変更。アンダー40mmのほどよく小さな39mm径ケースのクラシック感も大きな魅力。裏蓋に配されたスピットファイアのレリーフも格好いい。
なお、デザインは変更の可能性あり。このSSケースのブラックダイヤルにNATOストラップを付けたモデルのほかに、ブロンズケースのオリーブグリーンダイヤルにカーフストラップのモデルもラインナップ。SSケースのブラックダイヤルにカーフストラップのモデルもあります。
自動巻き、ブロンズケース、ケース径39mm、カーフストラップ、6気圧防水。予価59万5000円
自動巻き、ブロンズケース、ケース径39mm、カーフストラップ、6気圧防水。予価59万5000円
自動巻き、セラミックケース、ケース径41mm、布製ストラップ、6気圧防水。予価67万円
これが干場編集長が悩んでしまった「パイロット・ウォッチ・オートマティック・トップガン」。軽く傷の付き難いセラミックケースが大きな長所。オールブラックが精悍です。
【問い合わせ】
IWC ☎0120-05-1868
https://www.iwc.com/ja/home.html