とつぜんですが山岡荘八は実は司馬遼太郎以上なのでは？ と思います。人物のとらえかたに司馬にはない種類の愛情があり、文章の外に読者の想像を許す懐の広さがあります。司馬作品はときに正視に耐えないほどの感情的苦痛が伴うのですが、山岡作品の場合はどこをとっても丸いんですよね。ぜひ読者諸兄諸姉のみなさま、弊社の山岡荘八文庫、名作揃いなのでご覧くださいませ。
さて多分妄想なのですが、今週も一カ月分の仕事を7日間に詰めこんだ気がしています。私の人生の三大目標である"価値の創造””価値の伸長””価値の転倒”をかなえるため、その実行と作戦作りに奔走しておりました。
ただいま、干場編集長のDVDやアニパーカー販売など気絶商品も企画中。12月は青森小樽福岡出張、1月はイタリアにジュネーブと内憂外患です。たとえばこの誤用のように、ナンセンスなことを一所懸命にやり続けたらどうなるか。自分の体の血の一滴までそんな思考実験の賭けにするような狂人になりたいと思っています。言うは易しで、簡単なことではないのですが。
エグゼクティブプロデューサー
栗原資英
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