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HEALTH

ロングスリーパーかも? 睡眠のメカニズムからその悩みを解決!

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あなたは普段、何時間寝ていますか?

毎日10時間以上眠らないとやっていけない、なんていうそこのダンナ。実は、”ロングスリーパー”かもしれません。そんな皆さんのために、「ロングスリーパーって病気?」「少ない時間でもぐっすり眠るための方法は?」といった疑問を解消していきます。

目次

1.「ロングスリーパー」とは

 ①3つの睡眠タイプ

 ②「過眠症」との違い

2.生活に与える影響

3.対策


 ①眠りのサイクルを知る

 ②日光を浴びて体内時計をリセットする

 ③ぬるめの入浴で副交感神経を活発にする

1.「ロングスリーパー」とは

①3つの睡眠タイプ

そもそも、「ロングスリーパー」とはいったいどのような人を指すのでしょうか? 日本睡眠学会所属医師・坪田聡氏によれば、人間の睡眠タイプは「ショートスリーパー」「ロングスリーパー」「バリアブルスリーパー」の3つに分けられるそう。

ショートスリーパーとは、睡眠時間が6時間未満でもアクティブに活動できる人のこと。日本人では5~8%がこのショートスリーパーだ。
ロングスリーパーは、睡眠時間が10時間を超える人のことを指す。日本人の割合は3~9%だ。アインシュタインもこのタイプで、毎日10時間以上眠っていた。このロングスリーパーが、ショートスリーパーになれる可能性は極めて低い。
そしてもうひとつが、バリアブルスリーパーと呼ばれるタイプだ。ショートスリーパーとロングスリーパーのちょうど中間に位置し、睡眠時間が6~10時間の人を指す。日本人では、全体の80~90%がこのバリアブルスリーパーだ。

(出典:ダイヤモンド・オンライン|https://diamond.jp/articles/-/114264)

つまり、10時間以上眠る人を「ロングスリーパー」と呼ぶんです。平日は6時間睡眠で生活していけるけれど、週末になると昼過ぎまで眠ってしまう、なんていう人もいますよね。そんな人は「バリアブルスリーパー」に位置するというわけです。

では、一部の人たちが毎日10時間以上の睡眠が必要なロングスリーパーとなるのは何故でしょう? 実のところ、その原因はハッキリとわかっていません。有力な説としては、遺伝的要素が挙げられています。

②「過眠症」との違い

ロングスリーパーは体質で、病気ではありません。しかし、日中に強い眠気を感じる、あるいは耐え切れずに寝てしまうといった症状がある場合には、「過眠症」が疑われます。またその他の睡眠障害として、場所を問わず日中に眠気が襲ってくる「ナルコレプシー」、睡眠時に無呼吸または低呼吸状態となる「睡眠時無呼吸症候群」といった病気があります。

はたして自分はロングスリーパーなのか? それとも過眠症なのか? 普段の睡眠に不安を感じる人は、迷わず医師へ相談しましょう。ロングスリーパーは病気と違い体質であるため、睡眠時間をきちんととれば日中はアクティブに活動することができるのが特徴です

2.生活に与える影響

ロングスリーパーはその名の通り、他の人より睡眠時間を多くとる必要があります。たとえば、以下のような平日をシミュレーションしてみましょう。

(例)
20:00 退社
21:00 夕食・入浴・子どもの世話など
 0:00 就寝
 6:00 起床・朝食
 8:00 出社
 9:00 会議

このように、残業で遅くまで会社に残った日には、布団に入るのが0時を過ぎてしまうなんてこともありますよね。それでも、翌日の出社時間は変わらないことがほとんど。日本人の80~90%が該当するバリアブルスリーパー、あるいはショートスリーパーであれば、6時間の睡眠時間でも対応することができます。いっぽうロングスリーパーは、そのような状況になると、朝9時の会議中に眠気が襲ってきてしまう可能性があるんです。

しかし、「私はロングスリーパーだからまだ眠いんです」なんてなかなか言えないですよね。厚生労働省の調査によれば、日本人の1日の平均睡眠時間は6時間以上7時間未満の割合が最も高くなっています。他人に理解されにくいのも、ロングスリーパーの悩みであるといえるでしょう。



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