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FASHION フォルツァーのメガネ探し

清水ダイブも?『グローブスペックス代官山店』のメガネを掛けたおす!

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「毎月のメガネ店巡りで、目が肥えてきた」ことを実感!

フォルツァー鳥居直樹さんが今回訪れたのは、9月に店舗スペースを拡張した『グローブスペックス代官山店』。既存店舗のすぐ隣にオープンした2階建ての新スペースは“FACTORY”をテーマに、東欧の工場をイメージした造りになっています。こちらはは、既存店と対称的な雰囲気で、1階には男性的なハンドメイドのフレームが多く、2階には世界中で探してきたメガネにまつわる貴重なミュージアムピースも陳列されています。


グローブスペックス代官山店2階

鳥居さんは、「代官山店は初めて来ましたが、商品ディスプレイがブランド毎になっていてとても見やすいですね。“メガネといえばグローブスペックス”という憧れのお店なので、いろいろ掛けてみたいです」と意気込みます。

グローブスペックス代表の岡田哲哉さんは鳥居さんを見て、「メガネが似合う顔型をしていますね。きっと何を掛けても似合います」と、メガネの選び甲斐がある様子。鳥居さんは店内のメガネを見渡して、「FORZA STYLEで毎月メガネ店を訪れているので、自分の目が自然と肥えてきましたね。好きなカタチだけじゃなくて、素材の良し悪しや佇まいの良さなどもわかってくるようになりました」と言います。

「シンプルだけどカッコイイ」の最新フレーム

岡田さんがまず鳥居さんに勧めたのは、スターリングシルバー(銀含有率92.5%の金属)のフレームでメガネ業界を気絶させているブランド「ゲルノット・リンドナー(GERNOT LINDNER)」の最新モデル。アンティークメガネからインスピレーションを受けた美しいデザインは、ノーズパッドなしの極めてシンプル。

「ゲルノット・リンドナー氏は、私が一番リスペクトしている大御所デザイナーで、これまでいろんな人がチャレンジしてきた“スターリングシルバー製のメガネ”を初めて実現しました。掛けても重さを感じにくいように、日本人の顔型に合わせて鼻に掛かるサドルブリッジを特別に調整してもらったモデルです」と岡田さん。

「よく見ると普通のシルバー製のフレームと色合いが違って、スターリングシルバーらしい落ち着いた雰囲気がありますね。掛けてみるとノーズパッドがない分、顔がすっきりと立体的に見えて、自分の表情が新しく感じます」と鳥居さんも満足げ。岡田さんは、「メガネを選ぶとき、顔だけ見ないで全身を写す鏡で見ることも大事ですよ」とアドバイスします。


「ゲルノット・リンドナー」モデル「CL-151」8万4000円(税抜)

「丸メガネ全盛の時代」にウエリントン的なコンビネーションが新鮮

「今、人気なのは丸型のボストンタイプですが、オリジナルブランドの『グローブスペックス』でウエリントンタイプの新作をリリースします」と鳥居さんに勧めたのは、黒×ゴールドが華やかな印象を与える最新モデル。

鳥居さんは、「四角いカタチも掛けてみると新鮮ですね。黒はシックなイメージを持っていましたが、ゴールドとのコンビネーションはカッコイイ」との感想。岡田さんは、「オリジナルブランドは“実際になかったヴィンテージ”をテーマにしていて、“こんなデザインが当時あったらカッコイイ”をカタチにしています。メガネは福井・鯖江で作っていて、ゴールドもヴィンテージゴールドにするなど工夫しています」と言います。


「グローブスペックス」モデル「HOOVER」3万円(税抜)

「視力が悪い人」に、クリップオン式をリコメンド

シンプルで上品なスクエアタイプのフレームと、クリップオン式でサングラスになるメガネを選んだのは鳥居さん。「自分は度が強いので、1本でサングラスとしても使えるクリップオンは前から欲しいと思っていました」

「鳥居さんが選んだのは、『オリバーピープルズ』の元CEOであるラリー・ライト氏とその息子が立ち上げたLA発の『ミスター・ライト(Mr.Leight)』のもの。今春にファーストコレクションをリリースしたばかりですが、日本人の好みをよく知っているので、早くも人気です」と岡田さん。

鳥居さんは、「クリップオン式は掛けると重く感じるモノが多いですが、これは装着感がいいですね。丈夫そうな感じも気に入りました」とお気に入りの様子です。


「ミスター・ライト」モデル「Getty C」5万9000円(税抜)
「ミスター・ライト」クリップオン「Getty A 46」2万3000円(税抜)

「ありそうでないクリア×シルバーの組み合わせに注目

「これも最新モデルなんですが……」と取り出したのは、NYにある有名眼鏡専門店『ロバート・マーク(Robert Marc)』の最新フレーム。「クリアフレームはテンプルもクリアや黒が多いのですが、これはテンプルがシルバーという、ありそうでないコンビネーションになっています」と岡田さん。

鏡に映る自分をチェックした鳥居さんは、「テンプルのシルバーが効いて、横から見るとカッコイイですね」と感想を。


「ロバート・マーク」モデル「893」4万8500円(税抜)

「あのマルコムXが掛けていた」という歴史的フレーム

店内のメガネを物色していて、鳥居さんの目が留まったのはサーモントタイプ(セルとメタルのコンビフレーム)のメガネ。岡田さんは、「これはアメリカのアイウェアブランド、AMERICAN OPTICAL社(アメリカンオプティカル)のヴィンテージアイテムで、あのマルコムXが掛けていたレジェンドメガネです」と説明。

「50~60年代のフューチャー感漂う“スピードライン”というデザインと、グレーのストライプなど珍しい配色が、インテリジェンスとラグジュアリー感を感じさせます」という岡田さんの説明に、鳥居さんも興味津々です。


「ザ・スペクタクル」モデル「AO Combination」10万9000円(税抜)

「これは欲しいけど、清水ダイブですね」と言う美しいメガネ

ガラスケースの中から、「これを掛けてみていいですか?」と鳥居さんが選んだのは、「ザ・スペクタクル(The Spectacle)」の柔らかなシェイプを持つボストンタイプ。「ザ・スペクタクル」は、1920年代から70年代を中心としたアンティークヴィンテージアイウェアを販売するブランドの名称で、「当時のパーツを組み合わせて、当時と同じ機械で研磨するなど、非常に凝ったメガネづくりをしています」と岡田さん。

掛けてみた印象を、「全体の印象は柔らかく清涼感のあるデザインなのに、精緻ではっきりしたディテールが素晴らしいですね」と語ります。


「ザ・スペクタクル」モデル「FF-Modern」15万1000円(税抜)

「もう、欲しいメガネは8万円クラスですね」と鳥居さん

グローブスペックスのメガネを掛けた感想を尋ねると、「本当に毎月、良いメガネを見ているので、自然に目が肥えてしまって、コレいいなと思うと8万円ぐらいしてしまいますね」と鳥居さん。


今回掛けた全6モデル

今回掛けた6本の中から、「12月のポーランド出張に掛けていきたくなる一本」ということで、「ゲルノット・リンドナー」のモデル「CL-151」を今月の一本に決定! その理由は、「スターリングシルバーの素材とディテールからオーラを感じますね。デザインが格好良いし、仕事にも掛けていけるけど、特徴的なデザインが気に入りました」と語ります。

グローブスペックスが、Bestore Award 2年連続受賞!

今回紹介したグローブスペックス代官山店が昨年受賞した、世界中の眼鏡店の中から優れた店舗に与えられるBestore Award賞を、今年はグローブスペックス渋谷店が受賞。Bestore Award賞は、世界中の眼鏡店を特集して紹介しているヨーロッパの眼鏡業界誌の編集者やアイウェアのデザイナー、大メーカーの経営者、建築家、インテリアの専門家などの審査員で構成され、ミラノで毎年行われている世界最大級の国際眼鏡展示会「MID展」で授与式が行われた。


グローブスペックス代官山店

【問い合わせ】
グローブスペックス代官山店
東京都渋谷区猿楽町14-12
03-5459-3645
営業時間:11:00~20:00
定休日:なし(年始を除く)
http://www.globespecs.co.jp/

Photo:Shimpei Suzuki

Text:Makoto Kajii

Edit:Ryutaro Yanaka



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