ブランドの垣根を超えた特別感、インラインでは手に入らない希少感、手にできる人が少ないレア感。まぁ、理屈は色々あるでしょうが、コラボや別注物が大好物という人は多いはず、いやほとんどが好きなはず！ たとえひと通り買い揃えた後でも、リリースされると聞けば再び財布の紐を緩めてしまう、珠玉のコラボ&別注をお届けする本企画。物欲が昇天してオケラになるのを覚悟で、ご覧ください！
最高の技と技術が結集した美しいランプ
第10回目は、バカラ×フィリップ・スタルク×フロスです。
250年以上の歴史を持ち、一流のクリスタルブランドとして君臨し続けるバカラ。バカラといえば豪邸の天井に輝くシャンデリアのイメージがありますが、実は都会のマンションにもマッチする照明器具を発表しているんです。しかも、著名なクリエイターが手掛けたプロダクトも多数あるというから、物欲がうずきます。
そこで今回注目したのが、今年日本に上陸したテーブルランプ「ボンジュール ヴェルサイユ」。フランス大統領公邸のインテリアを手掛けたことで一躍有名になったフィリップ・スタルクと、イタリアのモダン照明ブランド「フロス」とのトリプルコラボによるライティングコレクションです。
「ボンジュール ヴェルサイユ」は、スタルクが過去にフロスから発表したLED照明「ボンジュール」に、19世紀からバカラのアイコンとして輝き続けるキャンドルスティック「ヴェルサイユ」を支柱に据えたもの。輝くクリスタルとLEDの暖かな光は、神々しさすら感じさせる輝きを放ちます。その美しさは、空間だけでなく、流れる時間すらも特別なものにしてくれるはずです。
フロスが開発したLEDエッジライティング技術と、プリーツも美しいエレガントなランプシェードが相まって、温かみがあり均一な光を放つ「ボンジュール ヴェルサイユ」は2サイズ展開。左［H42.3×D31.6cm］28万円、右［H27.2×D13.0cm］12万円（ともに税抜）／バカラ（バカラショップ 丸の内）
デザイナー、建築家でもあるフィリップ・スタルクは、これまでにもバカラとタッグを組み、アイコニックな作品を生み出してきた。バカラの伝統的なシャンデリア「ゼニス」を黒いクリスタルで本質的な美しさを露呈させた「ブラック ゼニス」や、世界的なベストセラーの「アワファイヤー」は今でもバカラを象徴する作品として知られている。
Text：Ryo Ishii
【問い合わせ】
バカラショップ 丸の内
03-5223-8868
www.baccarat.jp
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