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イライラする貧乏ゆすりを止める方法! 実は健康にいいってホント?

2018.9.27 2018.9.27
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2018.9.27

貧乏ゆすりの健康的メリット

貧乏ゆすりはマナーが悪く見ていて気持ちのいいものではないので、あまりいい印象を持っている人はいないかもしれません。しかし、貧乏ゆすりをすると健康面でいいことがあるというのです。そんな貧乏ゆすりのメリットについて見ていきましょう。

①死亡リスクを下げる

イギリスで行われた調査で、1日に長時間座ったままでいると死亡リスクが高まるという結果が出ました。デスクワークをしていたり1日中家にいたりと座ってばかりの人は、糖尿病や心臓病などが発症する危険性が大きくなるのだといいます。しかし長時間座っている人でも、貧乏ゆすりをある程度する、または頻繁にすると答えた人の死亡リスクは、貧乏ゆすりをまったくしない、またはほとんどしないと答えた人に比べて減少していたのです。

貧乏ゆすりがどういうメカニズムで死亡リスクを下げるのかは未だ不明なままですが、足の筋肉を細かい振動によって動かすことで、血液が全身を巡るためではないかと考えられています。オフィスで働く現代人の多くは長時間座りっぱなしなので、人目につかない時と場所を選んで貧乏ゆすりをしてみるといいかもしれません。

②エコノミークラス症候群を防ぐ

エコノミークラス症候群とは、飛行機のエコノミークラスの機内など狭い場所で長時間座席に座っていると、足を動かさないため静脈に血栓という血のかたまりができ、立ち上がった瞬間に血流によってその血栓が肺の血管まで移動して動脈をふさいでしまい、症状が重い場合は意識を失ったり突然命を落としたりする、恐ろしい病気です。

エコノミークラス症候群を予防するためには、足の静脈に血栓を作らないことが肝心です。そのためには座っている間に足を動かし、血流をよくしておく必要があります。飛行機や自動車などの限られたスペースでは、小さく上下に足を動かすことができる貧乏ゆすりが適しているのです。

③体温を上げ冷えを解消

足先がよく冷えたりむくんだりするという人は、冬場には特に多いと思います。しかし、貧乏ゆすりでそれを解消できるかもしれません。というのも、貧乏ゆすりを5分間続けたときのふくらはぎの皮膚の温度をサーモグラフィーで観察すると、平均で約2℃、最高で3℃以上温度が高くなったというのです。

貧乏ゆすりをすると、ふくらはぎの筋肉を使いますよね。ふくらはぎは、足腰で滞ってしまいがちな血液を心臓へと送るポンプのような役割があるため、ふくらはぎの筋肉を動かすことで全身の血の巡りがよくなり、体温が上がったのです。体温が1℃上昇すると免疫力が5~6倍アップするという説もあるため、やって損はありません。

まとめ

貧乏ゆすりは、健康面で見ればメリットがいくつもあるということがわかりました。しかし、それでも世間一般から見てあまりいいイメージのものではありません。これには、「貧乏ゆすり」という名前から受ける印象も関係しているのではないでしょうか。

どの国にも貧乏ゆすりがクセだという人は少なからずいますが、「貧乏」という言葉を使って名前をつけているのは日本だけです。この由来は江戸時代にまでさかのぼり、その日着るものにも食べるものにも困るような貧乏な人が、寒さと飢えで小刻みに震える様子から取ったというのが有力な説なんだそう。そこから足をゆすると貧乏神に憑りつかれるという迷信まで生まれました。

もちろん現代では貧乏ゆすりをすると貧乏になるということはないでしょうが、人前でやっていると機嫌の悪いせっかちな人、というような悪い印象を与えかねません。そんなことにならないよう、公の場では貧乏ゆすりをしないように気をつけたいところです。どんなときも穏やかかつスマートな大人でいたいですね!

Photo:Getty Images
Text:N.M

KEYWORDS
貧乏ゆすり

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