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二度寝が実は健康にいい? もう一度寝てしまう原因は○○にあり!

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二度寝を防止する秘密、ここだけで教えます

朝早くアラームの音がけたたましく鳴って目が覚め、「もうちょっと寝かせてくれよ……」と思ったことは、おそらく誰にでもあるでしょう。なかなか起きられずつい二度寝してしまい、よけいに身体がだるく感じる……なんて経験も、きっと一度や二度ではないはず。

しかし、二度寝は正しい時間や方法を守れば、むしろ身体にいいこともあるのです。ここではそんな「正しい二度寝」の極意や二度寝をしてしまう理由など、二度寝にまつわるあれこれをお教えします。人は一生の3分の1を睡眠に費やすのですから、二度寝も決してあなどれません!

目次

■人はなぜ二度寝してしまうのか

①睡眠不足

②起きるタイミングが悪い

③良質の睡眠がとれていない

■こんな二度寝はデメリットだらけ!

■正しい二度寝は「あと5分」を守れ!

■二度寝せずに起きるには?

①起きる時間を自己暗示

②1時間半のサイクルで目覚める

③就寝前の過ごし方改革

④朝のルーティーンを決める

■スッキリ快適な朝を迎えるために

人はなぜ二度寝してしまうのか

目が覚めたはずなのになかなか起き上がれないでいるうちに、いつの間にか眠りの世界へ誘われる……。そんな二度寝の原因は、いったい何なのでしょうか?

①睡眠不足

まず考えられるのが、ズバリ睡眠不足です。身体はまだ眠りたいのに起きる時間になってしまうために、もっと寝たいとベッドの上でグズグズしていたら二度寝、というパターンです。仕事などで起きる時間は変えられない人が多いでしょうから、夜は少しでも早く寝るように心がけましょう。

②起きるタイミングが悪い

人は「レム睡眠」という浅い睡眠と「ノンレム睡眠」という深い睡眠を、1時間半おきに繰り返しているといいます。レム睡眠のときに起きると目覚めがスッキリしますが、ノンレム睡眠でぐっすり眠っているときに無理やり起こされると、頭がぼんやりしてすぐに起きられません。明け方に近づくとレム睡眠の割合が増えていくのですが、就寝した時刻などによってタイミングは変わります。

③良質の睡眠がとれていない

心配事があったりイヤな夢を見たり、はたまた明るい部屋で寝落ちしたり枕が自分に合っていなかったり……。心と身体を落ち着けて眠ることができていないというのは、睡眠時間をたっぷりとっていても寝不足と同じです。早めに寝たのに疲れが取れない、など思い当たる節がある人は、睡眠の質を見直す必要がありそうです。

こんな二度寝はデメリットだらけ!

二度寝とひとことで言っても、その内容によっていい二度寝と悪い二度寝に分けられます。悪い二度寝でよくあるのが、休みだからと二度寝して目が覚めたらもうお昼、というような「長時間の二度寝」です。

いったん目覚めたあとに何時間も眠ってしまうと、普通に夜寝ているときのように身体を休める睡眠の効果はあまり得られません。さらに、長く眠ると再度深い睡眠に入っていくので、その後目覚めたときには身体を元気に動かすための交感神経がお休みモードになってしまっています。

その結果、深い眠りに入っている深夜に起こされたのと同じような状態になり、起きたあとも脳と身体が覚醒モードにうまく切り替えられず、なんだかボーッとしてしまう寝起きのようなかんじが続き、身体も重く倦怠感を感じるようになってしまうのです。

正しい二度寝は「あと5分」を守れ!

二度寝にも、悪いものばかりではなくいいものもあります。目が覚めたとき、「あと5分だけ寝たいなあ……」と思ってしまうことはありませんか? 実はその「あと5分」の二度寝、身体にいいことがたくさんあるのです!

長時間の二度寝は深い睡眠になってしまうため、身体がだるく感じたり、頭がぼんやりしたりするかもしれませんが、5分だけという短時間なら浅い睡眠の段階で目を覚ますことができます。二度寝のデメリットはなくなるというわけです。

もちろんそれだけではありません。二度寝をすると、なんだかふわふわと幸せな気分になりますよね。そのとき脳では「脳内麻薬」とも言われる、リラックス効果を促すエンドルフィンという成分が分泌されています。自然豊かな森林で小川のせせらぎの音を聞いているようなときに分泌される成分で、心身の緊張をほぐしリラックスさせ、ストレスを緩和するはたらきがあります。

さらに体内では、抗ストレスホルモンであるコルチゾールがたくさん分泌されます。コルチゾールはストレスへの耐性に関わるホルモンで、通常は目覚める2時間前くらいからどんどん分泌されるのですが、プラス5分の二度寝をすることで体内のコルチゾールがさらに多くなり、その日目覚めたあとに降りかかるストレスに打ち勝つ力がアップするのです。

5分だけ二度寝するとこのようにリラックス効果や幸福感が得られ、その日1日のストレス耐性も高まるので、元気に朝を迎えることができます。



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