ビジネススニーカー機運が高まる中、本当に狙うべきドレス顔スニーカーとは?
プライベートなトラベルに履いていくなら、もちろんスニーカーで。でも出張である場合は、当然ドレスシューズである必要があります。クールビズに向けてスニーカー通勤が推奨されるなど、ビジネスの足元選びも寛容な時代ですが、出張の場合は普段顔なじみのない人とも会うため、あまりに気抜けすぎるのは良くないですからね。
とはいえ、昨今はドレスシューズにおいてもコンフォート性が求められる時代。だからスニーカーでも良いとはいいませんが、スニーカーに匹敵する履き心地のドレスシューズなら良いのではないでしょうか。
名門ドレスシューズブランドでも、ラバーソールや機能素材を積極的に採用している今日この頃。コンフォートなドレスシューズ探しに、労することはないでしょう。選びのポイントは、アッパーはあくまでドレス然としたデザインであること。それならば、ソールがスニーカータイプでも一見するとちゃんとビジネス顔に留まります。しかし、その条件に当てはまっていても、ソールが白や色付きのものだと、一気にカジュアル感が強まるので注意が必要です。
ドレスシューズ顔のコンフォートシューズのさらなる魅力は、休日履きも楽しめる点。ラバーソールなら、ぶらり街歩きも苦になりません。また、梅雨用としても活躍は必至。まさしく“1足持っておくと何かと便利”なシューズと言えるでしょう。
まず頼りにしたいのは、やっぱりこのブランドです
Cole Haan コール ハーン
ドレス顔スニーカーの旗頭といえば、やはりこのブランド。レザーのフルブローグアッパーに、屈曲性や軽量性、クッション性などテクノロジーを駆使するハイテクソールを履かせたゼログランドは、トラベルでの長時間歩行も快適に。走れて、疲れにくい本当に使えるシューズです。。
一見してハイテク感を感じさせない、完全ドレス顔
madras マドラス
「M4504G」はアンティーク仕上げのブラウンレザーにアデレイドといった、色気のあるアッパーデザイン。くっきりと角を立たせた特徴的なラウンドトゥも相まって、実にドレス然とした印象を与えますが、かかとには耐摩耗性に優れたオリジナルのヴィブラム社製リフトを採用。しかし一番の見どころは、防水透湿性に優れたゴアテックス®ファブリクスを採用している点です。
アシックス商事が手がける、レーシングカーを参考に作ったドレスシューズ
texcy luxe テクシーリュクス
「スニーカーのような履き心地」をブランドのキャッチコピーとするテクシーリュクス。2017年12月に発売した「アブソリュートバリューズ」シリーズは、「KONDO Racing Team」が監修した初めての革靴で、レーシングカーが持つ特性を参考にして開発された本格ドレスシューズです。
オンでもオフでも活躍必至! ローテク系ウイングチップ
pantofora d’oro パントフォラドーロ
シボを型押ししたレザー製のウイングチップ。アメリカンタイプのロングウイングで、ライニングもレザーと、アッパー自体はドレス顔に。しかし、ソールにはローテク系のフラットソールが。トラベルで人気のシャカシャカセットアップなどには、こんなタイプがオススメです。
Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Model : Isao Takahashi(FORZAR)
Text:Masafumi Yasuoka
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