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TRAVEL いつか乗りたい憧れのあの船

おフランスのクルーズ船で、いざ南極! オットセイに逢えるかも?

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フランスの香り漂うクルーズ船で巡る南極の旅!

40代におすすめする旅のスタイルとして提案したいのが干場編集長も大好きな「船旅」です。このコーナーでは、ぜひ一度体験してもらいたい魅力的な客船とそこで見ることができる絶景をご紹介。第12回目は、「ポナン・クルーズ」のル・ソレアルです。

さて、今回は、暑くなるこれからの季節にピッタリの寄港地とそこを旅する船をご紹介しましょう。客船は、ポナン・クルーズのル・ソレアル。巡る場所は、なんと南極です!

南極は、世界最大の哺乳類、シロナガスクジラが生息地でもあります
©Studio PONANT/Lorraine Turci

ポナン・クルーズは、今年30周年を迎えるフランスのクルーズ会社。コンテナー会社として世界で3番目に規模を誇るというCMACMGグループから独立するかたちで、1988年に創立されました。現在は、グッチやイヴ・サンローランといった高級ブランドを傘下に持つアルテミス・グループのひとつで、フランスで唯一のスモール・ラグジュアリー・クラスのクルーズ会社でもあります。

フランスらしいお洒落さは、船のいたるところに溢れています。アメニティでは、エルメス。コーヒーは、ネスプレッソ。スパは高級エステ、SOTHYSと、フランスを代表する企業とのコラボレーションをしています。

巡る場所は、小型船ならでは特徴を活かして、地中海などの定番だけでなく、南極、北極圏、エキゾチックな島々、秘境の入り江などなど……。アラフォー男性の忘れかけていた少年のような冒険心を刺激してくれます。

また同社は、アンカーを下ろさず船の位置の固定、排水・下水の船内処理など、「エコ・クルーズ」を実践しており、地球に優しいクルーズ会社でもあります。

そんなポナン・クルーズですが、現在、5隻のフランス船籍を擁しています。そのなかでも今回、紹介するのは南極を巡る船、ル・ソレアルです。

南極をクルージングするポナン・クルーズの船

その意味は、フランス語の「太陽」(ルソレイユ)とヘブライ語で「道を切りひらく」の意味の「ソラル」をかけ合わせた造語だそうで、この船は、かつて日本にも寄港したことがあるそうです。

就航は2013年7月、ポナン・クルーズの3番目の船になり、全長142メートル、全幅18メートル、6層式で総トン数は1万700トン、定員数は264人という小型のクルーズ船。船内には、260席あるメイン・レストランにラウンジバー、シアター、美容室、スパ、プール、フィットネスなどがあり、旅を快適にしてくれます。また、全室が海側のキャビンで、24時間のルームサービスに対応しています。またドリンクはヴィンテージ・ワインをのぞきすべて無料だとか!

こちらがメインとなるレストラン。シックな高級感を感じさせますね
デラックス・ステートルーム、プレステージ・スイートなど6種類
船内にはライブラリーも。フランスについて調べてみては?

さて、そんなル・ソレアルで巡りたいのが、南極大陸です。

流氷のわきを通るル・ソレアル。こんなワクワクする大迫力の体験ができるのです!

昭和の時代、日本人は、南極観測隊を結成し、観測船「宗谷」で南極大陸を目指しました。その過酷な様子は、アラフォーには懐かしい、映画『南極物語』で知ることができます。そんな南極大陸に私たちは、豪華客船、ル・ソレアルで行くことができるのですから、まったく、すごい時代になったものです。

地球の最も南に位置する南極大陸は、氷に覆われている極寒の地。とはいえ、南半球が夏になる1月、2月には、日中の最高気温が8度くらいにはなり、比較的過ごしやすい気温になるので、安心ですね。

南極まで来て、船から大陸を眺めるだけじゃ、もったいない。ポナン・クルーズでは、大陸に上陸することができるのです。巨大な氷の壁、野生のペンギン、アザラシ、オットセイなどなど……。触れられるほどの至近距離で眺めたその景色は、一生忘れられない体験になるでしょう。

写真のようにこんな身近に南極に住む動物たちに会えるのです!
©Studio PONANT/Lorraine Turci
南極大陸に上陸したことのある人なんてそうはいないはず。この貴重な体験をぜひ!
©Studio PONANT/Lorraine Turci

ポナン・クルーズでは、今後も次々と斬新な船を投入するそうです。今年、2018年に就航する新シリーズは、なんと海の中を眺めながらくつろぐことができる海中ラウンジ「ブルーアイ」を搭載とあり、大きな注目を集めています。イルカが泳ぐ姿を見ながら一杯なんて……これは死ぬまでに一度、体験してみたいですね!  さらに2021年には、砕氷船(新造船)がラインアップに加わり、今よりも過酷な自然環境の中への航行が可能になるそうです。少年のような冒険心を今も持つ、アラフォー男性は、要注目ですね!  来年はぜひ、そんな一生に一度の大冒険をしてみません?

Text:Koichi Fujimoto(KAIHATU-SHA)
Photos:©PONANT


【料金例】
南極クルーズ 2019年2月14日~2月24日 €10,320~

【問い合わせ】
ポナン日本地区販売代理店 株式会社ジェイバ
〒103-0024東京都中央区日本橋小舟町13-3日本橋IPビル5階
TEL: 03-5695-1647 FAX: 03-5695-1827
Email: info@jeibacruise.jp
 http://www.jeibacruise.jp/ponant/index.html



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