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LIFESTYLE いつか乗りたい憧れのあの船

【巨大ホテルが海を渡る】全然他人事じゃない、船旅のススメ

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クルーズの玄人も虜にする魅力を持つSeven Seas Voyager(セブンシーズ・ボイジャー)

40代におすすめする旅のスタイルとして提案したいのが編集長・干場も大好きな「船旅」、そう「クルーズ」です。このコーナーでは、ぜひ一度体験してもらいたい魅力的な船旅の主役、クルーズ客船とそこで見ることができる絶景をご紹介してきます。第8回目は、「Regent Seven Seas Cruises (リージェント・セブンシーズ・クルーズ)」のSeven Seas Voyager (セブンシーズ・ボイジャー)です。

世界トップクラスのラグジュアリー・クルーズラインとして知られる「Regent Seven Seas Cruises」。

「Regent Seven Seas Cruises」は、本社をアメリカのフロリダに置くクルーズ会社で、現在は、前回紹介した「Oceania Cruises(オーシャニア・クルーズ)」と同じNorwegian Cruise Line Holdings(ノルウェージャン・クルーズライン・ホールディングス)の傘下に属しており、Seven Seas Explorer (セブンシーズ・エクスプローラー)、Seven Seas Mariner(セブンシーズ・マリナー)、Seven Seas Navigator(セブンシーズ・ナビゲーター)、そして、Seven Seas Voyager (セブンシーズ・ボイジャー)の4隻を所有しています。

そんなリージェント・セブンシーズ・クルーズの魅力を40年間、川、海のクルーズを体験してきたクルーズを専門とするトラベル・ライターの増田和美さんに伺いました。

「まず、キャビンの素晴らしさ。すごく優雅だけど、ギラギラしてない洗練された美しさがあります。ふたつ目に、さりげない、心のこもったサービスを提供してくれるクルー・メンバーの心遣い。そして、六つ星、五つ星クラスの美味しい吟味された料理でしょうか。Regent Seven Seas Cruisesは洗練された大人の船です。ひとりひとりの空間を大事にした、くつろげる自分の時間を持てますよ。また、ウェルネスプログラム、ヨガ、スパなどを組み合わせたプログラムをやっていますので、素晴らしい体験を期待できるのではないでしょうか」(増田さん)
さらに驚くべきは、料金が、チップ、食事、ファインワイン等も含めた飲み物代込みのオールインクルーシブだけでなく、寄港地での観光を案内してくれるエクスカーションも一部の有料をのぞき、こちらも無制限に含まれていることです。これは、ほかのクルーズ会社にもないもので、かなりお得といえるのではないでしょうか。

 そんなRegent Seven Seas Cruisesの魅力をよく知る増田さんが、乗船だけでなく、モンテカルロで行われた就航式にも出席した船 が、今回ご紹介するSeven Seas Voyagerです。全長204メートル、全幅約29メートル、9層のデッキに客室は354室というラグジュアリー・タイプの船で、2003年に就航しました。この船は2016年の10月に大掛かりな改装を終えたばかりなので、まさに今、体験してみるのがお勧めです。

「Seven Seas Voyagerの2年前に就航したSeven Seas Mariner(セブンシーズ・マリナー)「が、業界初の全室スイート・タイプという船だったのですが、その姉妹船であるVoyagerは、さらに広々と優雅になって素晴らしかったですね。そのときの私の部屋は、ペントハウス・スイートだったんですけど、あの当時としては、お部屋の広さ、快適さ、バルコニー……そのどれもが印象的でしたね」(増田さん)

Seven Seas Voyagerのオール・スイートの各部屋には、海を身近に感じながらクルーズが楽しめるバルコニーが付いているだけでなく、その広さはなんと28平米、およそ18畳(バルコニー部分を含まない)の広さだとか!

「その当時、色々な船に乗ってきましたが、世界一周を将来的にするなら、絶対にSeven Seas Voyagerにしたいと思いましたね」(増田さん)

クルーズの玄人も虜にする魅力がSeven Seas Voyagerにはあるようですね。

増田さんにSeven Seas Voyagerに乗ったらぜひ、観てほしい絶景を伺いました。
「地中海はどこも素晴らしいですけど、私が好きなのは、地中海というかアドリア海ですね。とくにイタリアのヴェネチアの出入港の風景が素晴らしいですね。キャプテンにもよりますが、サービス精神の旺盛な方は、そこをゆっくりと回ってくれます。アドリア海の真珠とも呼ばれるクロアチアのドブロブニクも城壁を歩くと全体の雰囲気がつかめて私は好きですね」(増田さん)

今年、12月には、なんとSeven Seas Voyagerが日本にやって来るのです! そしてさらに、夏の地中海を楽しめる来年の6月1日~11月12日の期間は、日本語対応のコーディネーターも乗船予定。40代の皆さんもこの機会にぜひ、そんな“大人の船”に乗船してみてはいかがでしょうか。きっと日常に疲れた体を癒す旅が体験できるはずですよ!

Text:Koichi Fujimoto(KAIHATU-SHA)
Photos:Regent Seven Seas Cruises,Sozo Enomoto


料金の一例
出港日:2018年8月11日からの7日間クルーズ
寄港予定地:ローマ(チビタベッキア)、アマルフィ/ポジターノ、リーバリ、カリアリ、パルマデマヨルカ、バルセロナ、サンラファエル、モンテカルロ
料金:$5,149~ (2017.9月時点、料金変動性)

【問い合わせ】
NCLH日本事務所(Tel: 03-4580-9293)。
www.jp.rssc.com



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