ユニークなディテールが見所が満載! 奇跡のコラボ第二弾がついに
ちょっとやそっとのコラボを見て驚くことはなくなりましたが、こちらの一足に関しては話が別。先日の発売以来、そんな話題で持ちきりなのが、RED WING (レッド・ウィング)とNigel Cabourn(ナイジェル・ケーボン)の最新作「マンソンB-5 チャッカ」です。
2012 年の「Dr. マンソン・ブーツ」に続く、両社のコラボレーション第二弾となる「マンソンB-5 チャッカ」は、第一次世界大戦時に英国軍のコンバットブーツとして製造されていた「B-5 ブーツ」に着想を得て作られた個性的なチャッカブーツ。
ディテールは見所満載。「B-5 ブーツ」と同様のフラットボックス(つま先の形状を保つためのパーツである先芯を入れない仕様)でありながら、同年代のアメリカ製のワークブーツの主流であったキャップドトゥ(つま先にもう一枚を被せたもの)を組み合わせています。こんなスタイルは、ほかで見たことがありません。
木型に用いたのは、ブーツマニア垂涎の「マンソンラスト」。アメリカ軍の歩兵部隊用に開発されたという背景を持つこのラストは、非常に機能的であることで知られ、つま先に独特のボリュームがあります。さらに「マンソンB-5 チャッカ」の場合、フラットボックスであるため、よりスマートな印象に仕上がっています。
自社でタンナーを抱えるレッド・ウィングらしく、レザーへのこだわりは並ではありません。ベージュのモデルは「B-5 ブーツ」に使われたスウェードをイメージして「ミュールスキナー」を。もう一方のブラックでは、独特の経年変化が楽しめる「クロンダイク」をセレクトしています。
なお、現在このブーツを入手できるのは、全国のナイジェル・ケーボンの直営店「THE ARMY GYM(ザ・アーミー・ジム)」及び、ナイジェル・ケーボンの取り扱い店舗になります。12月1日からは、レッド・ウィングの直営店「RED WING SHOE STORE (レッド・ウィング・シューストア)」でも取り扱いがスタート。
マニアックな要素が際立つ一足ですが、そのルックスは実にスタイリッシュ。エイジングの醍醐味はもちろんのこと、いつもの休日カジュアルにさりげなく取り入れてみてはいかが?
Text:Tsuneyuki Tokano
【問い合わせ】
アウターリミッツ
03-5413-6957
http://www.cabourn.jp/