春の装いを盛り上げる、サイドゴアブーツの決定版が登場!
ラクだから、休日はもっぱらスニーカー。それもひとつの正解かもしれませんが、履けば履くほど愛着が増すブーツと過ごす時間も捨てがたいものがあるんですよね。
とはいえ、最近のかる~い靴に慣れてしまうと、昔履いていた定番を妙に重く感じてしまうことがあるかと思います。
リハビリとまでは言わないにしても、ちょっと慣らし運転の時間が欲しい。今回はそんな諸兄に向け、RED WING(レッド・ウィング)から春の新作をお届けします!
くるぶし丈のサイドゴアブーツ「ROMEO(ロメオ)」がレッド・ウィングのカタログに初登場したのは、今から遡ること1934年。1950年代の中頃にクッションクレープソールを敷くことでスタイルの原型が誕生します。
1960年代から「ロメオ」はしばらく廃盤になってしまいますが、1980年代にセメント製法を用いて再登場。アメリカの作業靴の市場で多くの顧客を掴み、今日でも多くの支持を集めています。現在のスタイルが完成したのは1998年。日本市場向け、グッドイヤー製法で製造したのがはじまりでした。
当時は4色のレザーとトラクショントレッドソールを使ったものを販売していましたが、惜しまれつつも廃盤に。このうち、2015年の春に「オロラセット・ポーテージ」「ブラック・クローム」が待望の復活を遂げました!
この春、初登場となるネイビーのラフアウト・レザーを用いた「♯8129」は、軽やかな雰囲気が◎。それゆえ、スニーカー感覚で楽しむことが可能。さらには足元に挿すだけで着こなしに鮮度を与えてくれます。
スリッポンのように着脱でき、しかも履き込む度に味が出る。こんな都合のいい靴、ほかではなかなか見つからないのでは? まずをこの一足を履き慣らして次の一戦に備えてみるとしますかね。
Text: Ryo Takano

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レッド・ウィング・ジャパン
03-5791-3280
http://www.redwingshoe.co.jp