グッチ2017 クルーズ コレクションの誘惑
業界からも異常なほどの支持を得て、今や爆発的な人気を誇るブランド、グッチ。新たにストリートの雰囲気で覆われたプレッピーな世界感や、クリエイティブ・ディレクターのアレッサンドロ・ミケーレがこよなく愛す動植物のモチーフを使った小物や洋服など、時代の空気感を掴んだコレクションは、毎シーズン大きな注目を集めています。そんな勢い止まらぬグッチの2017年クルーズ コレクションから、FORZA STYLEが探し出したイチ推しアイテムをご紹介したいと思います。
![](https://forza.ismcdn.jp/mwimgs/c/7/1200m/img_c7e3a9db7ad76dd04a87baac5681f7d11632600.jpg)
今回のクルーズ コレクションで、アレッサンドロが注力したアイテムはズバリ、スーツ。「ファンシー フォーマルウェア」や「ファンシーイブニング」、「ハイエンドスーツ」等のキーワードがコレクションの柱となり、他にはないユニークかつコンテンポラリーなスタイルのフォーマルウェアが数多く登場しています。 では、クルーズ コレクションで発表された今季スーツをじっくり見て行きましょう。イチ推しポイントのひとつめは、生地!
![](https://forza.ismcdn.jp/mwimgs/3/7/1200m/img_3750e0c9120dee3edffdbfd4601f94b31266587.jpg)
上質なダークグリーンのウールモヘアで仕立てられているのですが、黒糸がブレンドされることで、深みのあるシックな表情になっています。モヘアの独特な光沢と張り感が、スーツの高級感をさらに引き立たせ、大人の渋さを演出しています。
![](https://forza.ismcdn.jp/mwimgs/0/3/1200m/img_03e052e3b08ac4d7867d2ee9b6fc8b55718626.jpg)
ふたつめの特徴は、スーツのシルエット。シングル2つボタンにやや太めのピークドラペル。72㎝という着丈短めのモダンなデザインですが……。ほんのちょっと主張した肩の作りよって、英国調のムードを取り入れています。肩パッドは薄いのに、男らしさが増して見えるのは、この絶妙な肩の作りにあります。
![](https://forza.ismcdn.jp/mwimgs/7/e/1200m/img_7eacb3202d88b8c3fd99233a224d563d801673.jpg)
そして、トラウザースは、まるでオーダーメイドのようなサイドアジャスター仕様になっており、ベルトレスで穿けるのが特徴。モダンな70’s調ブリティッシュスタイルこそが、進化した2017年グッチのスーツの魅力なのです。
![](https://forza.ismcdn.jp/mwimgs/5/0/1200m/img_5056c6b79e7dba5547d3057613bdef41889144.jpg)
![](https://forza.ismcdn.jp/mwimgs/d/f/1200m/img_dfdd9a0dac1a3e7d6aba96ee1823cb0d763402.jpg)
スーツと同素材のジレは、裏地にヴィンテージ調のプリントが施された上質なシルク素材を採用。表生地にマッチした色合いは、レトロな印象を強めています。パーティ会場などでジャケットを脱いだ際にも、さり気ないお洒落をアピールできます! やはりスーツは、背中で語るものですね。
編集長・干場の着こなしは、凄くシンプル。白シャツにブラックタイを合わせることで、ダークグリーンの色を引き立たせています。パンツの裾は9分丈、ダブル幅5㎝とやや太めにセットし、黒のサイドゴアブーツで、モダンかつ洗練されたコーディネートに仕上げました。
![](https://forza.ismcdn.jp/mwimgs/d/9/1200m/img_d950c981e6e26a2766f49f1aebab2771695821.jpg)
オン、オフ活用できるクルーズ コレクションのグッチのスーツ。ぜひ一度袖を通してみてはいかがでしょうか? ご自身で試してみると、きっとその違いを実感できるはずです!
Photo:Tastuya Hamamura
Text:Satoshi Nakamoto
【問い合わせ】
グッチ ジャパン カスタマーサービス
0120-88-1921
www.gucci.com