効果的に刺す! アイコニックのビー(蜂)モチーフ
世界中にはいろいろなブランドがあり、毎シーズンさまざまな流行や新しいファッションの提案があるので「何を買うべきか?」「どれを取り入れるべきか?」と悩んでしまう人も多いはずです。そこで、新しく始まったこの連載では、今、注目が集まる人気ブランドの中から「買い!」の逸品をピックアップ。第2回目は、グッチのPコートです。
元々は、19世紀末からイギリス海軍が艦上用の軍服として着用していたミリタリーコートとして有名なPコート。防寒性が高く、着回しが効くという理由から世代を超えて人気の王道アウターなのですが……。日本においては、学生が着る印象が強く、ブランド選びや着こなし方によっては子供っぽく見られがち。そんなイメージを払拭し、40男のお洒落偏差値を上げるのに一役買ってくれるのが、今回オススメするグッチのPコートです。
上衿部分に付属した、赤い太ストライプのリブニットが印象的。これは保温性を高めるだけでなく、顔周りを明るく見せてくれる効果も抜群。なにより、時短でセンスよく見せてくれます。着脱も簡単で、ハズして使えばカジュアルさが抜け、ドレッシーに着こなすことも可能です。
アウターの顔となるフロントボタンには、クリエイティブ・ディレクターのアレッサンドロが好んで使う、ビー(蜂)モチーフのオリジナルボタンを配置。こうした細部のこだわりが、他を圧倒する存在感とリッチさを生み出す鍵となり、大人の着こなしに差をつけるのです。内側身頃はキルティング仕様で暖かく、冬場でも厚着せずに着こなせるため、タイトな作りを生かしてスタイルをよく見せることができるのです。さらに、艶やかな上質ウール素材が、大人の上品さを際立たせます。
テクニック1 小物代わりにインパクト大のクラッチバッグを!
アイコニックなGGスプリーム キャンバスに、万華鏡からインスピレーションを得た「カレイド」のプリントとブランドのアイコンであるウェブが目を引くクラッチバッグ。フロントにはビー(蜂)のエンブロイダリーが施されています。一見派手そうな印象ですが、ベーシックなアウターのアクセントになるので、お洒落を楽しむ際の小物使いとして効果的! バックパックやトートバッグに比べると、大人っぽい印象を与えられます。
テクニック2 白のレザースニーカーでスタイルを軽快に!
ブランドを象徴するビー(蜂)モチーフと、グリーン・レッド・グリーンのウェブストライプを取り入れた、クラシックなシルエットの「ニューエース スニーカー」。上質なレザー使いで、白スニーカーを格上げし、スポーティながらラグジュアリーな雰囲気に仕上げています。さらに、ウェブストライプのレッドが、Pコートの赤い衿と上手くシンクロしたコーディネートに。
テクニック3 クレリックシャツで大人のキチンと感をプラス!
ドレスシャツの中でも華やかと知性を感じさせるクレリックシャツ。身頃のライトブルーストライプ地には、ボルドーのビー(蜂)が刺繍され、グッチらしい遊び心の効いたデザイン。その色柄に対して、襟の白さが新鮮なアクセントになり、第一ボタンを外しても、Vゾーンが品良く決まります。Pコートの赤い衿と、ボルドーのビー(蜂)刺繍を上手く馴染ませる、さり気ないテクニックもポイントです。
Photo:Siro Katagiri
Styling:Ryo Kuroda
Hair make:Masaki Tanimori
Model:Trayko Petrov
Text:Satoshi Nakamoto
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