オーガニック風雲児は意外とまじめ?
こんにちは。ナチュラルビューティーハンター品田ゆいです。
とんでもない事件です!
「エコラグ」を提唱する干場さんを筆頭とするスマフォーの皆様に、是非ともおススメしたい日用品が見つかったんです…。
価格はお財布にもゆ・と・りの“エコノミック”なのに、品質は“ラグジュアリー”グレード。そのうえ日本製で、一部店舗を除き全国のマツモトキヨシで手に入れられる、まさに忙しく過ごすイケフォーの味方。そんなオーガニックスキンケア『アルジェラン』からヘアケアアイテム『ザ・パブリックオーガニック』までを革新的にプロデュースしている、カラーズ代表の橋本宗樹さんにインタビューしてきました! 商品はフォルツァでもいち早くレポートしているので、今回は橋本さんのお人柄にも注目してみたいとおもいます。
品田:こんにちはー!
橋本:今日はよろしくお願いします。
品田:ビシッとしていますね。以前から何度か共通の友人を介してお話しさせて頂いていますが、冗談を豪語するイメージです。いつものお笑いムードは封印ですか?
橋本:今自身のイメージを、リブランディング中です(笑)。この出で立ちだと、どうも“遊んでいる”と思われがちで…。
品田:(笑)。では今回は、そのイメージを払拭すべきお話しをさせて頂ければと思います。
橋本:はい。
品田:今、周りを見渡せば、ファッションも例えばベースは「ユニクロ」だけど、ポイントでラグジュアリーな時計を組み合わせる、的な『エコラグ』な空気感が漂っていますよね。
橋本:『エコラグ』は、すごく共感できる言葉でしたね。
品田:やはり日常でよく使う、いわゆる消耗品は安くあって欲しいというのは私たち消費者の素直な気持ち。でもやはり、“安かろう悪かろう”のイメージがあって…。
橋本:そこを頑張ったのがカラーズだと思います!
品田:オーガニックは中身にこだわる分「高い」が当たり前だったのに、品質を維持しながら、なぜこの価格でつくることが出来たのでしょうか。
橋本:ひと言でいえば、“工夫のかたまり”です。その中でも一番気をつけていることは、品質を落とさないということ。そのために原料を直接取引しています、容器も中身も全て。中間の流通をなくし、マージンをカット。あとはたくさん製造するために規模の拡大と、大きくはこの3つです。銭単位まで細かくチェックするので手間と時間がかかりますが、うちだけの力ではなく皆様に協力して頂いています。
品田:お互いに協力しあえる様な業者との関係性というものは、どうやってつくるんですか?
橋本:同じ目標を持つことを大切にしています。
品田:なるほど、志の共有ですね!!
橋本:日本だとよくあるのが“お金を払う方が偉い”という商慣習。僕はあれが嫌いで、みんながいるから、パートナーがいるから、より良いモノづくりが出来ていると思っています。それは社員にも言えることで、尊敬しあった上で同じ目標に向かって事業を進める様にしています。
品田:そういう理念がある会社って素敵だと思います!
橋本:だからこそ、協力して頂けているんだなと思います。
品田:そういう精神的な部分で繋がっていた方が、お互いに頑張れるんですね。
橋本:その方が楽しいですしね。先ずは、マスマーケットに向けてオーガニックの製品を知ってもらうことを目標に掲げて、第一歩を進んだところです。
品田:これって、仕事にもプライベートにも活用出来そう。では、マツキヨさんと組んだ理由は?
橋本:マツモトキヨシさんは、まだ市場がオーガニックに対して懐疑的に見ている時に率先して協力して頂けました。そして、マツキヨさんがすごいのは、やる時は徹底的にやる、というところです。
品田:お互いに盛り上がれる関係を築けているんですね。
橋本:おこがましいけど、マツキヨさんのことを“ベストパートナー”だと思っていまして。僕たちは良いものをつくる事が出来る、マツキヨさんは販売ができる、お互いのない部分を補いあえるパートナーだと思います。全国1500店舗で、いきなりオーガニック製品が買える様になったのは大きいと思います。
品田:まさにオーガニック界の風雲児ですね。ちなみにここまで出来たのは、もともと化粧品が好きだったからですか?
橋本:化粧品が好き!という訳ではありませんでしたが(笑)、もと
品田:ファッションにもこだわりがありそうに見えるので、社長のファッションチェックしてもいいですか?
品田:なんか、侍みたいですね〜。覇気が出ているというか。
橋本:侍と言われるのは嬉しいです。仕事を通じて、今日本の技術やモノの魅力に取り憑かれているので。
品田:ちなみに、橋本さんのプライベートにもこだわりの側面って出ますか?
橋本:家族でキャンプなんかに出かける時も喜んで欲しくて、色々サービスしますよ。意外と、家族サービスもちゃんとしています。
品田:あはは……。実は、サービス精神旺盛なんですね。
橋本:見かけによらず、家事もちゃんとしてます。
品田:ちなみに、夫婦関係も円満なイメージがあります。奥様が“ベストパートナー”となったキッカケを聞かせてください。
橋本:わたしよりポジティブだったことですね。彼女もとてもキャリアウーマンだったので、「2回までは破産しても良いから、頑張って」と言われ、それで心が救われた気がしました。
品田:懐が深すぎる…。
橋本:でも、結婚したら「破産は許さない」と(笑)。女性はその位で良いと思います。 結婚したら、意見が変わったという感じです(笑)。
品田:嘘でも良いからポジティブに支えることが大事なんですね。勉強になります!
橋本:支え合いですね。そうすることで色々なことにチャレンジ出来る。
品田:ちなみに、次にチャレンジしていきたいこと、例えば2020年東京オリンピックに向けては何か進行していることってありますか。
橋本:オリンピックに向けて、“東京”を表現したブランドの準備を進めてます。東京とは、世界中の刺激をいち早く吸収して、超近代的で、歴史を垣間見ることもできる。まだ具体的には話ができないけど、こんな感じの表現を化粧品ブランドで作っている最中です。
品田:楽しみにしています!
橋本:世界に注目されるオリンピックだからこそ、自国の文化をしっかりと表現して、かつ最先端の表現で伝えていきたいと思っています。
最適なパートナーを見つけ、まじめに取り組んでこそ大胆に革新できる。ひと先ずマツキヨで製品を試してみれば、その良さに納得して頂けると思います。
生活に取り入れるだけで本物のアロマに触れられてストレスが解消、軽減される「エコラグ」な『アルジェラン』と『ザ・パブリックオーガニック』を是非40代の戦う戦士達にも使って頂けたらと思います。
Photo:Tatsuya Hamamura
Text:Yui Shinada
衣装協力:Skinware http://skinware.jp (※メンズもあり)
Hair協力:L&Co. https://l-and-co.amebaownd.com
Edit:Ryutaro Yanaka
橋本宗樹
COLOURS代表取締役/AMPP認定メディカルフィトテラピスト
「心と体を強く美しく」をテーマに植物の力で現代女性をホリスティックにケアする国産オーガニックコスメメーカー。南青山骨董通りのカラーズラボで革新的な処方を開発。ARGELAN、THE PUBLIC ORGANIC、BIO SAGEを展開中。
nu-natural:http://nu-natural.com/blog/yuishinada/
美LAB.: https://www.b-lab.jp/ambassador/author/31/
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