銀座テーラーが新たに仕掛ける 「CLOTHO(クロト)」の魅力
働き盛りのスマフォー世代にとって、ビジネススーツはまさに戦闘服。信頼感を勝ち取るためには絶対に欠かせないアイテムです。見た目の良さはもちろん、自分の体型にフィットしたサイズバランスなどを考慮すると、やはり行き着く先はオーダースーツですよね。しかし、ネックとなるのが、やはり予算。本格的なオーダースーツとなると、既製のスーツよりもはるか高額になるために、どうしても躊躇してしまう方も多いのではないでしょうか?(私もその一人です)
そんな方に、低予算で本格的なイージーオーダーを体験できる話
世界最高峰の技術で、品質と個性を守り、最高のスーツをお届けするオーダーメイドスーツブランド、銀座テーラー。そこで培った高度な「テーラリング」の技術を受け継ぎつつ、マシンメイドを用いてリーズナブルな価格を実現したオーダースーツブランドこそが、「CLOTHO(クロト)」なのです。
こちらでは、なんと7万円〜という、既製のスーツを購入するのとほぼ同予算でイージーオーダーを楽しむことができるのですが……。特筆すべきは、この価格では有り得ないほどの濃いオーダー内容!
まず、一番の特徴であるのはスーツの型。銀座テーラーが誇る80年以上の歴史の中で、ベテランの職人が、30年以上実際に採寸作業を通して感じてきた時代の流れを汲み、新たなる黄金比を採用。ピークドラペルかノッチドラペルの2パターンから選ぶことができます。
裏地やボタン、チェンジポケットなど、お客様のこだわりを演出する多くのオプションは自分好みで選ぶことができ、追加オプションであることが多い袖口の本切羽(ほんせっぱ)も標準仕様に。さらに、工場で生産をする場合いわゆる接着をすることがほとんどなのですが、生地の特徴を最大限に引き出すためにフル毛芯を使用するなど、本格的なこだわりぶり。
干場編集長に相談した結果、"まず一着目にオーダーするならオーソドックスでグローバルスタンダードなスーツが良い"ということで、私が今回選んだのはミディアムグレーのソフトフランネルの無地。柔らかくて軽い生地なので、とにかく着やすい! これなら流行も気にせず、ずっと長く愛用することができます。
既製スーツなら高額な修理代を必要とする、ジャケットのウエストの絞りやパンツの裾幅などの微調整もすべて無料! スーツの原理原則を理解している、日本テーラー技術学院の卒業生である店長が、親身になって細かくオーダーの相談に乗ってくれます。
約3週間を経て仕上がったオーダースーツがこちら! ピークドラペルのジャケットは、ウエストをやや絞り、着丈を短めに設定。パンツはワンタックを選び、テーパードを効かせたダブル幅5㎝、裾幅は16.5㎝のかなり細めなノークッション仕上げにしてみました。
内ポケットには、オーダーの証であるネームとオーダーした日付の刺繍を施したオリジナルタグが付くという、世界にひとつだけの記念になるサービスも。
カジュアルシーンでは、ジャケット単品を使ってコーディネートを楽しむこともでき、デニムにタートルニットを合わせれば、レストランデートにもピッタリ! ビジネスシーンだけでなく、オフにも着回せる、まさにエコラグスーツです。
敷居が高く感じるオーダーですが、7万円という低予算でここまでこだわって作ることができるなんて相当魅力的! 費用対効果抜群の世界に一着だけのオリジナルのスーツを試してみてはいかがでしょうか? 一度試すと必ず2着目が欲しくなりますよ!
ちなみに、私が2着目に欲しい!と思ったのは、店長が着ていたこちらのタキシードスーツ。パーティーや結婚式の2次会など、これから着ていく機会が増えるはず。生地によりますが、13万ほどの予算で作ることが可能なのだとか。欲しい方は、ぜひご相談してみてください。
Photo:Riki Kashiwabara
Text:Satoshi Nakamoto
スーツオーダー価格 7万円~13万円(税抜)
今回サトシーノがオーダーしたスーツは7万円(税抜)
【問い合わせ】
「Ginza Tailor CLOTHO(クロト)
東京都中央区銀座5-5-16 銀座テーラービルディング4階」
(2018年4月に移転しました)
03-6264-5592
https://clotho.gintei.com/