FORZA編集&ライター、腹黒女の日記。
2016.3.12「薄毛の皆さんに勇気を!」
お久しぶりです。ライター・編集の西内悠子です。きらびやかな毎日を綴れぬこと、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
今日は某企業に打ち合わせに行き、男性のアンチエイジングについて色々教わりました。そして、その打ち合わせの中、「頭皮ケア」の話に。「頭皮ケア」「生え際の後退」「薄毛の悩み」...。
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こんな話題になって、実際にツルツルな人がこの会議いたら、どうすんだよ!! 気まずいやないか! やめろや! やめてくれやぁー!
そう思っていたら......なんと! 横に座っていらっしゃいました。FORZA広告担当の、砥上先輩!!
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なんでも砥上先輩、「28歳で頭髪に別れを告げた」んだとか。そのお話を聞いて、胸が締め付けられる思いでした...。私、砥上先輩の頭皮をまじまじと見たことがなかったので、ずっと「ボウズ」だと思ってたんですよね。頭の形も良いし、イケメンだし、似合ってる。だから、「ボウズにしたい」と思って頭皮をツルツルにしている「能動的スキンヘッド」だと思っていたんですよ。
ところがどっこい。砥上先輩、まさかの「意図せずツルツル」だったなんて...。
なんでも、砥上先輩は「本当は長髪でいたかった」のに、27歳の頃から生え際の後退に気づき、それをごまかすべく長髪をどんどん短髪にしたのだとか。そして最終的に「もう、スキンヘッドにするしかない」と覚悟を決めざるを得ない生え際になったのが、28歳の時だったそうな。「もう、後戻りはできない」と、バリカンで一気に生え際から刈り上げた時のことは、いまでも忘れないとのこと。
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そして、今では頭髪を失ってしまったご自身の教訓を生かし、「俺みたいにはなるなよ」と、まさかの小学生のお子さんに、頭皮ケアシャンプーを使わせているのだとか。同じ過ちを二度と繰り返さぬよう後世に伝える、大切なことですよね。
そう、砥上先輩は、「能動的スキンヘッド」ではなく、「受動的スキンヘッド」だったのです。
こんなにも切ない話を、笑顔で語る砥上先輩。アンチエイジングで頭髪のケアの話になっても「僕のことは気にしないでください」と決して嫌な顔をみせない砥上先輩...。
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その気持ち良いくらいの潔さを、砥上先輩のスキンヘッドが、いつでも物語っているのです。
Text:Yuko Nishiuchi
Photo:Yoshihide Kurihara
Getty Images
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1988年、兵庫県西宮市出身。同志社大学文学部哲学科卒。avexへの就職を期に上京し、3年半のOL経験を経てフリーライターとなる。在学時に自身のアメーバブログが大学生ランキング1位を獲得。会社員時代、dマガジン「Hot-Dog PRESS(講談社)」にて「おじさんハンター」として連載をしていた。