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BUSINESS 東京独身レポート

Vol.5 “モテたい”その一心で、
一流広告マンになった男

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モテたい、それが全ての原動力。 破天荒な女性に振り回されたって、怖くない

「普段、こんな写真撮られることなんてないから、ビビりまくってるんやけど...」

ドギツい関西弁で、その見た目に似合わず萎縮するこの男、川端徹也さん。

学生時代は同志社大学のラグビー部の中間管理職としてチームを引っ張り、新卒社員として某大手広告代理店に入社。入社後は広告営業マンとして駆け回っておられます。

同志社大学のラグビー部から広告代理店に入社し花形営業だなんて、どう見ても完璧なエリートコース! と思うのですが、川端さんにはある悩みがあるんです。

「モテない...」

なんでも、モテたくてラグビー部に入ったのにモテず、モテたくて広告代理店に入ったのにモテないらしいのです...。 これ、いかに。

その謎を解き明かすべく、いろいろお話を伺っていくと見えてきました。川端さん、女性の好みに難アリかも。

本日は、そんな川端さんの恋愛、結婚、お仕事観に迫ります。

西内:川端さん、本日はよろしくお願いいたします。川端さん、同志社大学のラグビー部だったんですね! 私も同志社大学出身なんです。この東京の地で、川端さんのようなコテコテ関西人とお話できること光栄です。よろしくお願いいたします。

川端:よろしくお願いします。あの…僕、この連載に登場していいんですかね? だって、これまで凄い人しかインタビューされてないじゃないですか。1回目の女性は綺麗やし、2回目の男性は中央省庁勤務で人の役に立ちたいとか言うてるイケメンやし、3回目の女性は完璧な神戸のお嬢様で“完璧な彼氏がいる”とか言うてるし、4回目の女性は美人な天才ギャルやし...その流れで僕って、ちょっと冗談キツイです。

西内:そんなことないですよ!

川端:いやいや、僕の前に1人くらい変な奴取材してクッション挟んでほしかったですよ。

西内:いえいえ、川端さんという超こじらせエリートがいらっしゃると聞いて、是非取材をさせていただきたかったんですよ。なんでも結婚に焦ってらっしゃるとか? そういう人こそ、この独身レポートにピッタリなんです。

川端:こじらせ枠ですか...たしかに、こじらせてますね。とにかく結婚したい。なので、今日はプロのカメラマンさんにも写真をとっていただけるとのことやったんで、お見合い写真を撮ってもらうつもりで来ましたから! どうぞよろしくお願いします。

西内:よろしくお願いします。ところで川端さんには今、“完璧な彼女”はいらっしゃいますか?

川端:完璧な彼女は、いないですねぇ...。

西内:じゃあ、完璧じゃない彼女は?

川端:完璧じゃない彼女も、いないですねぇ...。

西内:要は、彼女自体がいないということですね?

川端:ええ、その通りですよ。なぜいちいち人の心の傷をエグるような質問の仕方をするんですか?

西内:失礼しました。ところで、いつまで彼女がいらっしゃったんですか?

川端:つい最近お別れしたんですよ。去年くらいですかね。なので、今は独り身です。あまり傷をエグるようなことは聞かないでください...。

西内:そんなに傷つく恋だったんですか? 是非その体験をお聞かせください。

川端:そうですね、傷つく恋といえば色々ありますよ。例えば、前の彼女ではないのですが昔は二股されていて、それを納得の上で付き合っていたこともありましたからね。要するに僕は「2号さん」だったわけですよ。

西内:男の2号さんって、ちょっと面白いですね。

川端:でしょ。今となっては、ある意味ネタですが。でも、それほど好きな人だったんですよね。

西内:川端さんは、男をとっかえひっかえするような女性がお好きなんですか?

川端:いえ、そういう訳ではないのですが、いわゆる“普通”の女性とのお付き合いは、あんまりしたことがないんです。

西内:普通でないというと、どのような女性がお好きなのでしょうか?

川端:一言でいうと、天才肌な人が好きなんですよ。独特の感性を持っていて、人とは見ている視点が違うような、自分の想像の「斜め上」を行ってるような人が好きなんです。そういう人って、「そういう考え方もあったんだ!」という気付きを与えてくれるじゃないですか。なので、話す度に新鮮で面白いんですよね。そういう女性が好きなんです。

西内:天才肌のアーティスト、クリエイタータイプがお好きなんですね。

川端:そうなんですかね。僕、クリエイティブとか表現者への尊敬が過ぎるんですよね...。自分にない能力だからこそ、その感性を持っている人に心から惹かれてしまうんです。

西内:でも、そういう人って自分の世界を持っているから、あまりお付き合いするには向いていないイメージがあります。

川端:んー、どうなんでしょう。これまで好きになった人、みんなクセはありましたね。

西内:どんなクセがあるんですか?

川端:急に泣き出すとか、めっちゃ怒るとか、黙り込むとか、浮き沈みが激しいうか...そういう感情の起伏とかですかね(笑)。でも、僕に悪いところはあったんですよ。僕は基本的に「釣った魚にはエサをやらない」タイプなので、それで不安定にさせてしまっていたところがあったんだと思います。

西内:男の人で「釣った魚にエサをやらない」というのはよくありますけど、自覚があるなら釣った魚にもエサをあげろよ、って思ってしまいます。その点についてどう思われますか?

川端:仰る通りですね…。ただ、僕、愛情表現が苦手なんですよ。どうも照れくさいじゃないですか。「愛してるよ」とか「君といると優しい気持ちになれるよ」とか、口が裂けても言えません、あ、口が裂けたら言えるか...。

西内:「君といると優しい気持ちになれるよ」...。そこまでキザな言葉までは求めていないと思うのですが。お付き合いできたら安心してしまうタイプなんですね。

川端:そうなんです。僕に安心感をあたえたら終わりやと思うんですよ。「追って追われて」というのをずっと続けていきたいです(笑)。これ、こじらせてますか?

西内:はい、こじらせています。追って追われてとか、面倒臭いです。

川端:そういう恋愛を求めるからこそ、破天荒な女性に惹かれ、付き合っても長続きしなかったりすることが多いんですよね。でもそういう女性たちは本当に芯が通ってるんで...尊敬しているんです!

西内:じゃあ、あまり結婚に期待しないほうが良いのではないでしょうか?

川端:いえいえ、結婚はしたいですよ。僕はもともと35歳までに結婚しようと思ってたんです。ですが、今年で34歳。35歳までの結婚は現実的に難しいなと諦めモードです。

西内:破天荒な女性とご結婚されたいんですか?

川端:いえ、やっぱり子供のことを考えると「明るくて前向きで元気な女性」がいいなと思い始めています。子供には健康的に育って欲しいですから。

西内:そうなんですね。でも、そういう「明るくて前向きで元気な女性」を心から愛せますか?

川端:愛せ.....ないんですかねぇ...?

西内:知りませんよ! でも、やはり結婚と恋愛は分けて考えるんですね。

川端:そうですね、僕は子供の笑い声が絶えない家庭を築きたいと思っていて。なので、お母さんにはいつも笑っていて欲しい。お母さんが浮き沈み激しいと子供が不安定になってしまうと思うんですよね。子育てしたことないですけど(笑)。

西内:そうなんですね。是非頑張っていただきたいです。ちなみに、他にも破天荒な女性エピソードをお聞かせいただけませんか?

川端:まだですか?(笑)。えっと、例えば昔同棲しようと約束していた方がいて、同棲する部屋を決め、僕の部屋を解約して引っ越そうとしたら、...

⇒川端さんが女性から受けた可哀想な仕打ちとは!?
(続きはコチラ



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