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BUSINESS 東京独身レポート

ギャルブームのカリスマは今、何をしているのか? ”たもちん”の場合。

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優しく強く寛容に...
ギャルとは、見た目ではなくマインドを指す言葉

小柄でお人形のようなルックスに、人の心を見透かすかのような力強い目元。10代でギャルのカリスマとして名を馳せた“たもちん”こと田母神智子(たもがみ・ともこ)さん。29歳を迎え、10代の頃の「カワイイ」を残しつつも、美しい大人の美女へと進化し続けています。

忘れてはならないのが、“たもちん”はただのギャルではない、ということ。自身のコラムを集めた著書「Is This Love?」「女子モンダイ」を出版し、有名コラムニストとしてのキャリアも持ち合せる才色兼備な女性なのです。世の中を俯瞰で見る知性と文才を持ち合わせたギャルが、田母神智子さんの他にいるでしょうか、いや、いません。

東京独身レポートVol.4は、そんな田母神智子さんの恋愛観、仕事観に迫ります。

西内:こんにちは。今回は東京独身レポートの取材を受けていただきありがとうございます。“たもちん”と言えば、雑誌「Ranzuki」の表紙を飾るなど、ギャルのカリスマとして一斉を風靡されましたが、ギャルのカリスマと呼ばれるようになったきっかけはあったのでしょうか?

田母神:いえいえ、カリスマなんかじゃないです。きっかけは、ただ渋谷を歩いていてスカウトされただけなんです。当時109の前には雑誌の編集部の人が沢山立っていて、109の前に行くだけで「スナップを撮らせてください」と言われていたんですよ。今はもしかしたらないのかもしれないですけど...。当時は、雑誌「Popteen」「Cawaii!」「Ranzuki」の編集部の方々が沢山いらっしゃいました。

西内:初めて雑誌に出たのは何歳の時だったんですか?

田母神:16歳の時でした。それまでは普通の千葉の田舎の高校生だったんですが、渋谷に偶然遊びに来ていた時に、スナップで雑誌「Ranzuki」に出させてもらったのがはじまりでした。

西内:そこから専属モデルになったんですか?

田母神:「専属」と言われていた訳ではないのですが、スナップに呼ばれて行くうちに、気づいたら雑誌のモデルとして出ていて、気づいたら表紙モデルとしてまで出させてもらっていました。

西内:トントン拍子でカリスマへの階段を駆け上がったんですね。当時から、表にでる仕事には興味があったんですか?

田母神:そうですね。中高生の頃にギャル雑誌をよく読んでいたので、出てみたいなという憧れがありました。そして実際に出ると凄く楽しくて。出られただけでも嬉しかったのに、表紙になれるなんて思ってもみなかったので本当に嬉しかったのを覚えています。

西内:雑誌の表紙って、書店に自分の顔が並ぶ訳ですよね? どういう気持ちでしたか?

田母神:その時は実感がなかったというか。自分でも凄さが分からなかったんですけど、知らない人に声をかけられるようになって、初めて「もしかしたら、すごいことになっているのかも」と実感できたのを覚えています。

西内:その後、Ranzukiモデルは何歳まで続けられたんでしょう?

田母神:21歳ですね。16歳から21歳まで、長い間出させていただいていました。気が付いたら最年長になっていましたから(笑)。

西内:ギャル界のカリスマに止まらず、ギャル界のドンですね! 田母神さんと言えば、コラムや著書の執筆もされていますが、コラムや著書は執筆の依頼があったのですか?

田母神:著書「Is This Love?」については、もともとmixiに日記を書いていたのが編集者の目に止まったのがきっかけで出版することになったんです。mixi日記を集めて、新しく原稿も書いて、一冊の本にしていただきました。

西内:どのような内容の著書なんでしょう?

田母神:自分の恋愛や周囲の友達の恋愛、男女についてコラムにしたものです。

西内:ネットに出ているコラムも読ませていただきました。すっごく面白いですよね! ギャルで可愛くて文才もあってコラムニストとしても引っ張りだこだなんて、本当に多才ですよね。スランプに陥ることはないんですか?

田母神:恋愛コラムを書いていた時は、結構病みました。やっぱりコラムを書くって自分と向き合う作業なので、自分と向き合っているうちに「この考えって合ってるのかな?」と考え込んでしまうんです。それで、「私は何を書けば良いのか」と悩んで書けなくなった時期もありました。また、彼氏が長期間いた時期は全く遊んでいなかったので、どんどん落ち着いていってしまい書けなくなったりもしました。やっぱり、恋愛コラムって普段遊んでいるからこそ書けるんだなと思いました。

西内:それは辛いですよね。でも、そうやって田母神さんが本気で自分と向き合って書くコラムだからこそ、人の心を打つことができるんでしょうね。それに、真面目なものもあれば凄く面白いものもありますよね。

田母神:そう言ってもらえると嬉しいです。やっぱり、自分が書きたいことを書くという面もありますが、一番の目的は「人に喜んでもらう」ことなので。面白いと思ってもらえるような文章を書けるようにと心がけてきました。ただ、一つだけコラムをやっていたことを後悔したことがあって...。今の好きな人は凄く真面目な方なんですけど、ある時私の名前を検索して、私の昔のコラムを見たらしいんです。それで、...

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