過剰に肌を見せず、涼し気かつ爽やかに履く!
二十四節気では「立夏」を迎え、暦の上での夏は始まりました。日に日に陽射しも強くて眩しくなり、暑い日もあって夏の気配が感じられます。
そうなってくると、足元にも涼が欲しくなりますよね? サンダルには まだ早い気はするので、まずは"くるぶし"を出して、少し涼しげに見せてみるのはいかがでしょう。
というわけで第181弾では、くるぶし見せる靴の履きこなしをピックアップしたいと思います。
体温が上がるのを予防するには、身体の冷やす場所を知っておくことが重要です。
最も有効なのは首・脇の下・太ももの付け根で、体の表面近くを流れている太い静脈を、皮膚を通して冷やすと、冷えた血液が体内を巡って効果的に体温を下げることができるのです。
上記の場所に続くのが、手のひらや足裏、そして手首や足首、ひじの内側や ひざの裏側、こめかみなど。これらも血管と皮膚が近いので、効率よく身体を冷やすことができます。
なので、くるぶしを出しながら靴を履くのをおすすめしたいのですが、素足で靴を履くと靴擦れしたり、汗が残ってニオイを発生させるなど衛生面でも気になることが多め。
インビジブルソックスで素足っぽく見せながら履くのが良いのですが、履き口からソックスをのぞかせてしまうのは魅力を半減させるので、お気をつけを!
汗を吸ってくれるインソールを入れてみたり、アルコール入りのシートなどを持参して こまめに除菌すれば衛生的ですし、靴擦れしないようサイズ選びや自分の足に合う木型選びを慎重にするのも重要です!
では話をクルリンパと戻して、 くるぶし見せる靴の履きこなしの投稿5選をご紹介していきます!
ジョンロブの「ロペス」
まずは、よくお手入れされたブーツ、チャッカブーツ、靴下を上手に使った靴、大晦日に履いた靴、ジョンロブのブーツの回に続いての登場となる@vincent_the_shoegazerさんの投稿から。ジョンロブ(JOHN LOBB)の「ロペス(LOPEZ)」です。
1950年に大リーガーのアキリーノ・ロペスがオーダーしたビスポークシューズを由来とし、1982年に登場した「ロペス」。
ラストにはローファー専用「4395」を採用し、やや長めのノーズがエレガント。スーツやドレスアイテムとも相性が良いです。
アッパーのサイド部分は一枚革で構成され、エプロン部分の拝みモカステッチはとにかく細かく、サドル部分のストラップ・ホールが独特な楕円形をしているのも特長です。
@vincent_the_shoegazerさんは、"同じモデルは買わない派"だそうですが、色違いで買わせてしまう魅力を備えていたのが、この「ロペス」。インスタの記念すべき100投稿目も、この「ロペス」でした。
スエードのモデルとともに、たくさん愛でてあげて、その様子をたくさん投稿してくださると嬉しいです。