「こういった金銭トラブルは、実は公開されていないだけで存在します。特にお金や社会に興味を持ち始める小学校高学年から中学生に多いのではないでしょうか。今回の場合、現金ではなくプリペイドカードという点が罪の意識を軽くした可能性がありますね。お金の価値についてきちんと学ぶきっかけになるといいのですが…」。
景子さんはこう考える。
「うちではお金の貸し借りについては厳しくしてきたつもりです。今回はその効果があったなと思っています。ただ、今後もこういうトラブルはあるでしょうね。みんながみんな同じ教育を受けているわけではありませんし、そもそも10万円を子どもが自由に使える環境にある子どもがいるんですから。暴力など目に見えるものであれば、親もわかるでしょうけど、今回のようにゲームの課金なんて言われるともう理解の範疇を超えていますし、隠れてやろうと思えばなんでもできてしまいそう…。トラブルのたび、自分がしてきた子育てを問われる気がします」。
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