川崎:わかる。それはモヤるわ。手を上げるのもね。私は子育てで、「そのままのあなたを愛している」という愛情が伝わってれば、悪い事したときにきつく怒ってもいいと思うのよ。他人軸で子供を判断するんじゃなくてね。つまりは愛情の問題なんだけど、奥さんはそれが解らなくなっているよね。
直人:あ!それだ。妻は「無償の愛」がないんです。毎日僕のダメ出しポイントを見つけて、そこを怒ってきますし、息子に対してもそう。いつも感情を爆発させる妻を見て「これって、息子の将来のためによくないよな」と思うことはしょっちゅうあるんですが、怖くて言えない。
川崎:ちょっと! しっかりしなさいよ!
でも、奥さんはいわゆる“家庭内お局様”になっているのかもね。怒ったり支配することで、自身の存在意義を確立している。だから、自己満足のために、家族にダメ出しをするのよ。
お局さんって、会社や部下たちの事なんか考えずに、仕事を囲い込んだり自分の感情を吐き出したり、自分ルールを人に強要するでしょ?
それって、人も育てなければ、自分も育てない。そういう人が職場の実権を握っている会社はどうなるかわかる?
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