最近は GIZA(ギザ)45を使ったフェデーリがお気に入り
さて、123回めは「フェデーリ(FEDELI)」のTシャツ。真っさらな白いTシャツです。
新しい年を迎えた際には、白シャツ、白T、そして下着を新調するのが習慣になっておりまして。シャツは ずっとフライ(FRAY)で、たまにシャルべ(Charvet)。下着はハンドバーク(handvaerk)で、白Tに関しては ヅィメリー(Zimmerli)やグリジオ ペルラ(GRIGIO PERLA
気持ちと装いを新たに、真っさらな白Tを着たり、真っ白なピンピンのシャツに袖を通すと、清々しい気持ちになり、リフレッシュして新しい1年を迎えられる気がするので、ずいぶん前から新年の行事のひとつになっています。
ただ下着だけは… エンポリオ・アルマーニのキャンペーンに出ていたベッカム、カルバン・クラインのバッキバキなクリスティアーノ・ロナウドでさえも気恥ずかしい感じがしちゃいますし、下手したらほほほほーいが思い起こされるので……。黒を選んでいます(笑)。
ちなみに、それぞれを選んでいる基準は、"肌触り"! 以前シャツの際にも書きましたが、「皮膚は第2の脳」と言われていまして、肌の感覚は直接脳に伝わり、肌が心地好く感じるものを着ることは、ストレスさえも軽減させ、生活の質を上げてくれるんだそう。となれば、肌に近いアイテムにこそ極上のモノを選びたい。
加えて、僕のワガママこじらせボディは とにかく繊維刺激に弱いので、抜群に着心地が良いモノを自然と選ぶことになるわけですね。ん〜、贅沢なカラダ…。
フェデーリは、エジプト産 超長綿の中でも最高級なコットン「GIZA45」が使われているんですが、このコットンは海島綿(シーアイランドコットン)とエジプトの品種を交配させたものをさらに改良し、シルクのような光沢とカシミアのような柔らかさと滑らかさも兼ね備えているのが特徴。
だから巷では「Queen of the Egyptian Cotton(エジプト綿の女王)」とか「白いゴールド」なんて呼ばれているんですって。要は気絶級の肌触りってことですね。となれば、清水ダイブしないわけにはいかないでしょ?
シルエットはオーソドックスで やや着丈は長め。サイドにスリットが入っているので、腰回りがもたつかず、1枚で着ても様になるので、多少高額でも まぁ許容範囲内。
ただ、新春気分が抜けなくて、おろしてすぐに赤ワインをこぼしたり、お節に飽きて手を出したカレーでシミをつけてしまったりと、出端を挫かれることも多く……。半ベソかきながらシミ取りしたり、風呂場でシコシコと手洗いしてるのは、ここだけの秘密。
こいつぁ春から縁起が悪いわえ(笑)。
Photo:Naoto Otsubo
Text:Ryutaro Yanaka