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FASHION

第3回 背筋が伸びるフライのシャツ
シニアエディター ヤナカの「こじラグ」

2016.11.1
2016.11.1

肌に触れるものだからこそ、極上を選びたい!

自分が本当にイイと思う、一流品を買い集めていたら、無類の服好きが集まっているはずの編集部内でも「買い方がおかしい」「こじらせてる」と。自分じゃ、至極普通だと思っていたのに…。ホントにこじらせてるのか確認すべく、自分が買ってきた愛しい服達を紹介していく企画「こじラグ(※こじらせラグジュアリー)」を始動させます。これがお買い物の参考になるかは分かりませんが…、世の買い物ジャンキーたちを安堵させられたら本望なのです(笑)。

さて、第3回めは……フライ(FRAY)の…シャツです。FORZA STYLEが提唱する"エコラグ"な精神からは若干離れてしまうかもなので、ちょっと躊躇しがちにスタートしましたが、どうしてもシャツは良いものを選びたい。

なぜなら「皮膚は第2の脳」と言われており、肌の感覚は直接脳に伝わるそうで、肌が心地好く感じるものを着ることは、ストレスさえも軽減させ、生活の質を上げてくれるから。となれば、シャツ、下着、ソックスの類いは可能な限り上質なものを身につけていたいわけです。

それに、かつてコム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)の川久保さんが、「男はシャツとパンツが似合えばそれでいい」と仰っており、シャツをカッコ良く着られる男を目指そうと思ったのも影響しているのかもしれません。

アンナ マトッツオ(Anna Matuozzo)やルイジ ボレッリ(LUIGI BORRELLI)などハンドメイドの名品、キャロル クリスチャン ポエル(CAROL CHRISTIAN POELL)やコム デ ギャルソン・シャツ(COMME des GARCONS SHIRT)といった数多のデザイナーズも試してきましたが、結果ココロもワガママこじらせボディも共に喜ばせてくれたのは、今回のフライでした。

なんなんでしょう、この魅力…。まずは何と言っても「シャツ生地の宝石」なんて呼ばれているカルロ・リーバ(CARLO RIVA)を代表とする超高級な生地。ゆっくりと織りあげられたシャツ地は触れるだけで、肌が喜ぶのです。そして、襟の美しさ! タイドアップしたときはもちろん、ボタンを開けた際の開きも本当に美しい。それから、シルエット。最近はどこのブランドも細すぎてコンパクトになっていく中、絶妙かつ快適なゆとりを感じさせてくれます。最後に佇まい。これが一番重要な気がするんですが、シンプルなのに、とにかく洗練されていて、袖を通すと凛として背筋がピンと伸びる気がします。

ただ、すぐに襟や袖が汚れてしまいがちな消耗品であるシャツにしては、とにかく高い! 自分たちの仕事は着るものにそれほど制約がなく、毎日スーツにシャツを着なくても良いから選べているのかもしれませんが、フライのシャツを着ること、頑張って買い続けること、そして襟や袖口の汚れに気をつけて自分で洗濯し日々清潔に保つことが、仕事へのモチベーションになっているのは間違いありません。

でも気がつけば、ラックにはグラデーションでパンパンにシャツが掛けられ、白とサックスブルーが入った箱のストックは山積み…。高額ゆえ、安く購入できる機会に買い置きしておこうという貧乏症が災いしているんですが、これはこれで手頃なクルマなら買えてしまいそうなのは、ここだけの秘密です。

Photo:Ko Maizawa
Text:Ryutaro Yanaka

『FORZA STYLE』シニアエディター
谷中龍太郎

さまざまな雑誌での編集、webマガジン『HOUYHNHNM』編集長を経て、『FORZA STYLE』にシニアエディターとして参画。現在までにファッションを中心に雑誌、広告、カタログなどを数多く手掛け、2012年にはニューバランス初となるブランドブックも編纂。1976年生まれ。

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