CAR ― 九島辰也の CAR STYLE

九島辰也の CAR STYLE

【ニッサンが熱い】デトロイトモーターショーで見せた日の丸魂に注目!

2018.2.5 2018.2.5
2018.2.5

SUVからスポーツまで、インフィニティシリーズが織りなす芸術的CAR STYLE

モータウンとして知られるデトロイト。治安の悪さでは全米一二を争う時代もありましたが、近年は治安も経済もよろしいようで。昨年同時期に訪れたときに工事中だった路面電車もすでに開通し、少しだけ賑わいを感じました。それにシャイノラなんて若者向けおしゃれデザインブランドまで生まれ、話題を集めています。

北米国際モーターショーは毎年1月に行われるデトロイトの大きなイベントです。お膝元であるゼネラルモータース(キャデラック、シボレー)やフォードモータースが力を入れます。そうそう、ジープやダッジも。

それ以外で気を吐いているのがじつは日本メーカー。ニッサンやインフィニティです。ここ数年足を運んでいますが、ブースは大きくプレスデーのカンファレンスも大々的に行われます。昨年までブースを構えていたメーカーが今年は参加していなかったり、ブースはあってもカンファレンスを行われないブランドとは大違い。それだけニッサンもインフィニティも北米マーケットを大切にしているのでしょう。そのニッサンが今年発表したのが、クロスモーション・コンセプト。見るからに新しいSUVのデザインと言えます。背が高くホイールベースが長いのが特徴かな。

それもそのはずこのクルマは次世代型3列シートを想定しています。思うに、次期エクストレイルあたり。リアのオーバーハングを延長してサードシートを取り付けるのではなく、長いホイールベースの中にそれらを収め、車体の四隅にタイヤを配置します。この方が運動性能を高められますからね。また、LEDを使ったブーメラン型ヘッドライトの造形は個性的で、各部に未来感があります。新しいデザインエッセンスが入っているのは確か。グリルからボンネットにかけてのVモーションはそのまま採用。より造形が複雑になることで力強さが増します。

全体的な印象はマッチョですが、インテリアがセンシティブなのも見逃せません。グローバルデザイン担当のアルファンソ・アルバイサ氏が発案した日本の伝統技巧とのコラボです。「GO ON」プロジェクトと名付けられた木工加工などのデモンストレーションが、会場ブースで行なわれました。京都から職人を招いての伝統技巧の実演です。

Xモーションコンセプト
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もちろん、こうした技と同時に、近未来のクルマに必要なコネクテッド・自動運転技術も取り入れます。グローバルブランドビジョンに当たる、「ニッサン・インテリジェント・モビリティ」の一部ですね。

インフィニティ Q インスピレーションコンセプト
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インフィニティ Q インスピレーションコンセプト
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インフィニティ Q インスピレーション コンセプト インテリア
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インフィニティでは、革新的な中型セダンの提案がなされました。その名は「Qインスピレーションコンセプト」。可変圧縮比エンジンVCターボと自動運転技術、それと大胆なインテリアデザインが施されました。これはあくまでもデザインスタディなので、今後このクルマのどこかのパーツが、市販車に取り入れられることでしょう。楽しみです。

インフィニティQX50 007
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それとインフィニティブースには市販車のQX50が登場しました。新開発のプラットフォームで。昨年はコンセプトカーでしたから、いま考えるとだいぶ進んでいたんですね。それにしても進化が早い。ニッサン、インフィニティからは本当に目が離せません。

【プロフィール】

九島辰也
モータージャーナリスト兼コラムニスト/日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員/2014-2015日本カーオブザイヤー選考委 員/日本ボートオブザイヤー選考委員/(社)日本葉巻協会会員
http://www.tatsuyakushima.com/index.html

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