ワガママこじらせボディに合わせて スペシャルオーダーさせて頂きました!
さて、48回目は、カンタータのシャツです。カンタータについては、ココでもコチラでも紹介しているので、なんとなくその魅力は伝わっているかとは思いますが、とにかく生地使いと作りが素晴らしく、最近はカンタータしか買ってないんじゃないか…ってくらい大のお気に入りです。
毎回、展示会が楽しみでしょうがないですし、デザイナーの松島紳さんとはプライベートでも飲み仲間なので、飲みながら次回リリースするアイテムの進捗話を聞いたり、服の話をするのが最高に愉しくて、まったくもって#夜が足りない(笑)。
つねに着たくなるアイテムが目白押しなんですが、せっかく買うなら、自分の体型にビシッと合ったものを選びたいですよね。というわけで、ドレスのアイテムに関しては紳さんにワガママを言って、採寸していただき、僕のパターンを引いて貰っているんです。もちろんパターン代はお支払いしていますが、他ではできない特権ってヤツですね。
以前にも書いていますが、僕は異常に首が太く…、ネックサイズでシャツを選ぶとボディが凧みたいに大きくなってしまうんです。だから、既成のシャツを買うときは首が絞まるのをガマンするか、潔くボタン閉めないという選択肢しかなかったんです。それか、オーダー。
お気に入りのFRAY(フライ)やCharvet(シャルベ)でもオーダーはできるんですが、かなり高額なので、おいそれとは清水ダイブできず…。そんなときに、それらのシャツにも引けを取らない作りのカンタータでオーダー対応してくれるってことで、まさに渡りに船! 早速試してみたわけです。
オーダーなもんだから、サイズ表記も「谷中」で納品(笑)。こういうところにもオトコ心をくすぐられます。もちろん、しっかりサイズを測って頂いてるから身体にぴったりとフィットし、着心地も抜群っ! 毎回、袖を通すのが楽しみになります。
ホワイトとブルーのシャツはラックが歪むほど持っているので、今回はシャンブレーを使ったワークシャツとデニムシャツをオーダーしてみたんですが、次からはシャツ全部をカンタータにしても良いかなと思うほど。
その前に、ラックのシャツと、積み上げられた箱に眠るストックたちを消化しないと、低い位置からのカミナリが落ちそうです……
オチのレベルがぐーんと下がったな!
Photo:Riku Kashiwabara
Text:Ryutaro Yanaka
『FORZA STYLE』シニアエディター
谷中龍太郎
さまざまな雑誌での編集、webマガジン『HOUYHNHNM』編集長を経て、『FORZA STYLE』にシニアエディターとして参画。現在までにファッションを中心に雑誌、広告、カタログなどを数多く手掛け、2012年にはニューバランス初となるブランドブックも編纂。1976年生まれ。