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干場の究極ワードローブ! キーワードは"エコラグ"
第115回 アルマスの乗馬ブーツ

2016.9.25
2016.9.25

足首からふくらはぎまで 官能的なラインを描きます

これを手に入れたのは、かれこれ10年ぐらい前かなぁ。当時、乗馬ブーツを探していたんですが、たまたまそんなことをスタイリストの猿渡正樹さんに話したら、買ったまま事務所に眠らせているブーツがあるというので、それならまずは見せて、となってご対面。すぐさま“譲ってちょうだい!”となりました。乗馬ブーツって、ふくらはぎからくるぶしにかけての曲線が重要なんですよね。逆にいうと、引き締まった足首からグラマラスなふくらはぎのラインといいますか。

ブランドはアルマスといいます。イタリアはマルケ州産。上品さを保ちながら、この独特の色気はやっぱりラテンの血がなせる技です。そして、レザーの質感もすごくいい。このへんがイギリスやアメリカのライディングブーツとの違いなんですよね。ラギットな感じがまったくしなくて、むしろドレッシーな雰囲気すらある。イタリアの名門タンナー、イルチア社のレザーを贅沢に使っているみたいです。ブラックラピド製法なので柔軟なところもうれしい点。後ろにジッパーが付いているから脱ぎ履きしやすいのもポイントです。あとは、個人的な好みではありますが、この手の乗馬ブーツにありがちな2トーンのカラーリングではなく、単色でしかもアンティークブラウンという色合いにやられました。

もちろん、これにも干場流のカスタマイズを施しています(笑) 。留め金などの金属パーツがブロンズ色だったんですよ。でも、そのころ、ゴールドのものを全然身に付けていなかったこともあって、ヤスリでせっせと削ってメッキを剥がし、いぶし銀にしました。あと、ソールをビブラム社製のラバータイプに張り替えています。

この乗馬ブーツはスポーティな雰囲気がありつつ、エレガントなポロコートによく合わせて履いていました。チェスターフィールドコートだとちょっと堅苦しくなっちゃうんですけれど、これだと絶妙なバランス感なんですよ。当時は、なんだか軍服や軍馬にまたがる王子さまっぽいルックスにとても憧れていて、ミドルヘアにしていたのもそんな影響からでした。あのシャア・アズナブルのような(ちょっと意味がわからないかもしれませんが……)。本当、シルエットはきれいだし、アンティークブラウンというのもすごく雰囲気がある。で、“ブランド名はどこ?”って聞かれても、案外みんな知らないところも気に入っています。最近、履いていないので、久しぶりに復活させようかな〜。

Photo:Ikuo Kubota(owl)
Text:FORZA STYLE

エコラグ-Hoshipedia
「エコラグ」とは、エコノミック・ラグジュアリーの略。economic luxury。極めて経済的だが、上質さやエレガンスは失わないスタイルの意味。「多くの粗悪なものより少しの良い物を」という干場の哲学により生まれた造語。腕時計や靴・鞄、スーツのように長い年月使えるものは高額でも、白シャツや白無地のTシャツのように常に白いまま清潔に着たい消耗品は、高額なものよりもコストパフォーマンスを重視するというスタイル。パテック・フィリップの腕時計やジョン・ロブの靴と、カミチャニスタやデッコーロの白シャツ、GAPの白無地のTシャツは干場にとっては同じ。一点豪華主義とも違う。干場が敬愛するブルース・リー先生が提唱した無駄を排した最短の動き(エコノミック モーション)で相手を倒すジークンドーのように、経済的で盛り過ぎない、かつ無駄のないシンプルで上質なスタイルを指す。

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