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干場の究極ワードローブ! キーワードは"エコラグ"
第113回 レッドウィングのブーツ

2016.9.18
2016.9.18

ベックマンブーツは 実はドレス靴由来です

またまたブーツネタですみません。しかも、レッドウィングの連投です(苦笑)。同じレッドウィングでも白いソールの「アイリッシュセッター」だと、やっぱりカジュアル過ぎると感じてしまう場面もあるわけです。で、ドレスっぽい顔つきのワークブーツを探していたときに、上野のアメ横にあるイケダヤ靴店で出合ったのが、この「ベックマン」でした。アメ横は、僕が文京区出身ということもあって、なじみの深い場所。アメリカものが欲しいときは、やっぱりアメ横をチェックしちゃうんですよね。

これを買ったのは、それこそ6年前だったと思います。ベックマンはレッドウィングの創始者であるチャールズ・ベックマンの名前を冠したモデルで、「フェザーストーン」という艶のある革を使っているのが特徴です。フェザーストーンとは羽のようにしなやかで、石のように耐久性があるという意味なんだそう。ちなみに、レッドウィングが創業した20世紀初頭のミネソタでは、アメリカの西部開拓時代の面影が強く残っていて、道路は舗装されておらず、大部分の人が農業や建築工事などの仕事に従事していたようです。当時の労働者の足元は膝下丈のブーツが主流で、紳士がフォーマルなジャケットで正装する際の靴、いまでいう“ドレスシューズ”も多くの場合は6インチほどのブーツだったといいます。

ベックマンは、創業当初のレッドウィングの靴をベースにしてはいますが、ワーク用として製造・販売していたものではなく、フォーマルな場での着用を含めた用途向けにつくられた、同社にとっての“クラシック・ドレス”と呼べるブーツなんです。これを見た瞬間、トウの丸みも気に入って、黒と茶の両方を大人買いしてしまいました。ライダースにデニムといったスタイルに合わせていますが、まだまだ乱暴に扱って味出しをしている最中です。

あと、自分なりのこだわりとして、購入時にシューレースを替えています。イケダヤ靴店ではそれがすごく充実していたんで、茶色のほうは少し光沢のある平ひもに、黒のほうは丸ひもを選んでいます。僕もたいがいの靴をカスタムしたがりますが、シューレースを替えるのは、いちばん手っ取り早く個性を加えられる方法。ブーツに限らず、皆さんもいろいろ試してみてください。ちょっとしたことですが、意外に侮れませんよ。

Photo:Ikuo Kubota(owl)
Text:FORZA STYLE

エコラグ-Hoshipedia
「エコラグ」とは、エコノミック・ラグジュアリーの略。economic luxury。極めて経済的だが、上質さやエレガンスは失わないスタイルの意味。「多くの粗悪なものより少しの良い物を」という干場の哲学により生まれた造語。腕時計や靴・鞄、スーツのように長い年月使えるものは高額でも、白シャツや白無地のTシャツのように常に白いまま清潔に着たい消耗品は、高額なものよりもコストパフォーマンスを重視するというスタイル。パテック・フィリップの腕時計やジョン・ロブの靴と、カミチャニスタやデッコーロの白シャツ、GAPの白無地のTシャツは干場にとっては同じ。一点豪華主義とも違う。干場が敬愛するブルース・リー先生が提唱した無駄を排した最短の動き(エコノミック モーション)で相手を倒すジークンドーのように、経済的で盛り過ぎない、かつ無駄のないシンプルで上質なスタイルを指す。

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