「不安定」が理由でフラれ続ける男の俳優魂を、とくとご覧あれ!
いつも彼女に仕事の理解を得られなくて別れてしまう...それでも、夢を追うことはやめられないんだ!!
そんなパッションをもって俳優業に精を出すこの男、岡村まきすけさん(42)。主に舞台でのお芝居、CM(チョイ役で体の半分しか写っていなかったりするらしい)を生業としている岡村さんは、女性からの理解がなかなか得られないそう。突きつけられる言葉はいつでも「アンタ、不安定!」
「アンタ不安定!」でフラれ続ける男。
でも、そんな不安定な岡村さんには、安定した「お芝居への熱い想い」があるのです! その熱い想いを語っていただこうではないですか、そして、結婚恋愛への想いを語っていただこうではないですか。
西内悠子(以下、西内):本日はよろしくお願いします。とっても個性的な服装ですね!近寄りがたいです。
岡村まきすけ(以下、岡村):そうですか?(笑)。よく言われます...。職業が職業ですし、ちょっと変わり者なんでしょうね、僕。
西内:お芝居って、どんなお芝居をされているんですか?
彼女ができない理由・お芝居をはじめたキッカケ
岡村:主に舞台での芝居ですね。そもそもこの仕事をはじめたキッカケが、「キャラクターショー」だったんですよ。
西内:あ、あの、遊園地とかでやってるやつですか? 小さいころ見てました!
岡村:そうです、あれです。「戦隊モノのバイトがある」という求人を見て、なんとなく応募したのがキッカケで、芝居やショーの魅力に取り憑かれてしまったんですよね。そして、この仕事が魅力的すぎて、収入が不安定でも、やめられない...。ゆえに、彼女も結婚もできない...!!
西内:岡村さん、落ち着いてください。でも、岡村さんにとってお仕事の優先度が女性よりも高いということですから、それでいいじゃないですか!
岡村:まあ、そうなんですけど、やっぱり彼女は欲しいですよ。
西内:そうなんですね。これまで彼女との破局の原因って、だいたい岡村さんのお仕事なんですか?
岡村:そうですね。「不安定!」とグサッと言われると、返す言葉がないですから(笑)。
不安定が理由でフラれまくる
西内:それでも、安定した仕事で彼女を作らずに、不安定でもお芝居にのめり込むほどの、そのお芝居の魅力って何なのでしょう?
岡村:つきなみですが、やっぱり感動し、喜んでくれる人がいることです。昔、戦隊モノのバイトをしている時にショーの後のサイン会をしていたら、子供が「プレゼントを持ってきたよ」と言って、どんぐりを沢山かき集めてきてくれたものをプレゼントしてくれたんです。「僕のことをヒーローと信じて、どんぐりを集めてくれたんだ」と思うと、嬉しくて嬉しくて。
西内:たしかに、子供に夢を与えるお仕事って素敵ですよね。どんぐり坊や、かわいい...! それ以外にもお芝居の魅力ってありますか?
岡村:そうですね。僕は一つのお芝居を演じるけれど、解釈は人それぞれに違うじゃないですか。それがすごく興味深いなと思います。「人によって、またその人のおかれている状況によって、同じお芝居が違うものになる」...これは、他のクリエイティブにおいても言えることですが、これがやはり「芝居、アートの面白さ」だなと思います。
俺の言うこと、「解釈はオマエ次第」!?
西内:「解釈はオマエ次第」ということですね。それって、女性に対してもそういうスタンスなんですか? ポロッと意味深なことを言って「あとはオマエの解釈次第さ」とか言っちゃうような、面倒臭い男なんですか!?
岡村:そこまで哲学的なことはしないですよ!(笑)。ただ、僕も自由な性格なので、「何を考えてるかわからないな」と女性に思われることは多いと思います。
西内:いつから彼女いないんですか?
いつ彼女がいたのか、思い出せない...。
岡村:おそらく2年くらいですかね。でも、もう、思い出せないです...。
西内:重症っぽいですね。お気の毒に。
岡村:実は、結婚してたことはあるんですよ。その記憶ならあります!
西内:いつですか?
岡村:23歳〜27歳です。でも、僕の仕事好きさ、夢追い人具合を原因に、離婚しました。
夢追い人具合が原因で、離婚
西内:えらく前のお話ですね。でも、やはり原因はそこなのですね。お気の毒に。
岡村:仕事と恋愛の両立って、難しいですね〜...。
西内:相手も忙しくてクリエイティブな仕事してて、なおかつ稼いでて、「アンタのこと、養ってやってもいいよ」という女性が良いのではないでしょうか?
岡村:そうなんですかね。でも、もし女性が専業主婦をしたいというのなら、専業主婦をさせてあげられるような男ではありたいと思っているんですよね。だから、これからも芝居での成功を諦めずに、続けていこうと思っているんです。
西内:じゃあ、結婚しなくてよくないですか?
そもそも、なんで結婚したいの!?
岡村:欲しいんですよ!!
西内:「子供が」ですか?
岡村:いえ、「ぬくもり」が欲しいんです...。
西内:ぬくもり...。
岡村:はい。帰れる場所がほしい、ぬくもりがほしい...そんな願望が僕を「結婚したい」という想いへと狩り立てるんです。子供ももちろんほしいです。
西内:でも、そういう好きなことを仕事にしている人に共感し、応援したくなり、好きになる女性は沢山いるんじゃないですか?
結婚となると、女性って超現実的!!
岡村:だったら良いんですけどね。結婚となると、女性は超現実的ですよ。「年収が」とか「安定が」とか...だいたいそう言われますからね。
西内:じゃあ、そんな不安定なお仕事、辞めちゃったらいいんじゃないですか!