第1回「外資系金融マンが醸し出す〜知性とエレガンス〜に習え」
TOKYO BIZ STYLEでは世界を支えるこれからのビジネスマンたちの仕事流儀からファッション、プライベートまで徹底解剖。読者の皆様にも何かしらの気づきになれば幸いです。
さて、今回登場していただくのは、外資系金融マン 近藤憲(こんどうけん)さん。まさにフォルツァー(フォルツァファンの総称)と呼ぶべき、絵に描いたような出来るオトコです。都心のご自宅での取材に快く応じてくださいました。
ジェントルな笑顔が印象的な爽やかビジネスマンへの 10 Questions and 10 Answers。
【プロフィール】
近藤 憲(37)独身/略歴:慶應義塾大学 総合政策学部を卒業後、大手米系証券会社を経て、現在欧州系証券に勤務。言語は日本語、英語、スペイン語を少し。好きなタイプは米倉涼子、モニカ・ベルッチ。意見をもった芯の強い女性。
Q1:平日の24時間と休日の24時間を教えてください。
A1:平日は5:30に起床、シャワーを浴びながら歯を磨いて、6:30に出勤。忙しいのでランチはデスクで。17:30〜18:00には退社。その後はご飯を食べに行ったり、走りにいったりします。
休日は友だちと会ったり、父とゴルフに行ったり、料理をしたり。イタリアンや和食が得意です。
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Q2:好きなファッションブランドは?
A2:シャツはほとんどメーカーズシャツ鎌倉。スーツは洋服の青山の既製品。靴はアシックスウォーキングを愛用しています。シンプルに、そして自分の体型に似合う動きやすいものが好きで、一度愛用するとずっと離れられません。
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Q3:出没エリアは?
A3:家の近所が多いですね。外苑前、千駄ヶ谷、青山一丁目などです。
Q4:行きつけのレストランは?
A4:からこま・キハチ本店・しろう・寿司かねまる・一風堂ですね。
Q5:愛読書は?
A5:村上春樹がとにかく好きです。
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Q6:趣味はありますか?
A6:そうですね。アクティブな性格なので、ダイビング、サルサ、料理、ボランティア(NPO団体のアドバイザリー等)、ラグビー、ボクシング、サバイバルゲームなどなど枚挙にいとまがありません。
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そして興味を持つと集中するタイプなので、サルサでは日本チャンピオンになりましたし、ダイビングは水中カメラで本格的に撮っています。サバイバルゲームも好きで一式揃えました。
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Q7:将来の夢は?
A7:まだ具体的に定まっていませんが、恐らくもっと多くの人を喜ばせたり、感動を与えたり、幸せにできる仕事に就くことになるんだと思います。プライベートではそろそろ・・落ち着けたらと思ってます。
Q8:ビジネスマンに欠かせない習慣はなんだと思いますか?
A8:人間関係を大事にすることと、人のいいところだけを見るようにすることですね。これは大いに役に立ちます。他にはストレスを発散できる趣味をもったり信頼できるメンターを持つことでしょうか。これに関して言えば、特に同じ業界の先輩である必要はないです。尊敬できる人は同じ業界だけではないはずですから。
そして大いに人生を楽しむこと。歳をとればとるほどお金だけを追求するだけの人生は寂しいですね。これは決して偽善ではなく、ボランティアや社会貢献を今後もっとやっていきたいと思いますし、そこに生きがいを感じています。
そして言わずもがなですがコミュニケーション能力は最も大事です。最低限英語で話せないと大変だと思います。
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Q9:ボディメンテナンス方法は?
A9:筋肉がつきやすいので大きくなるための筋トレはしていませんが、インナーマッスル・コアトレーニングを重要視しています。もともとラグビー等、運動をしてきたので今はそのメンテナンスとしてスプリンティング(競技場でスパイクを履いてダッシュ)や、ヨガ、コアトレーニングをしています。
短い時間で効率よくがモットー。長距離ランはやりません。食事に関しては特に気をつけていませんし、炭水化物も摂りますが野菜も十分食べるようにしています。家で食べるご飯が一番美味しいですよね。たまに前日の残りをつかったランチを作って会社に持っていくこともあります。
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Q10:愛用の時計は?
A10:GRAND SEIKOです。今まで両親に時計を買ったりしたことはありますが、これが最近自分の為に買った最初の腕時計です。アクティブすぎるが故に20代〜30代前半までは時計を身に着けても壊すか、紛失してしまうかのいずれかでしたが、そろそろまともな時計を買っても良い歳になったのかなと思い、敢えて国産の最高峰ブランドのGRAND SEIKOにしました。
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外資系証券に勤務している長身ハーフの美男子というルックスからドンファン的なイメージを勝手に持っていましたが、ご本人のエレガントで上品な語り口調と物腰、そしておおらかなマインド。
「世界に通用する大人の男とはこうあるべき」という理想像を体現したような素晴らしいビジネスマンでした。
さて次回はどんなTOKYOを代表するビジネスマンに会えるのでしょうか。お楽しみに。
Photo: Naoto Otsubo
Edit, Text:Makiko Yamamoto