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恋と仕事は両立するな!
ソクラテスならこう言うね
〜恋愛・ビジネス相談所〜

2016.1.13
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2016.1.13

目の前の快楽に溺れたまえ!
哲学者による、快楽主義のすゝめ

カント、デカルト、ニーチェにソクラテス...。歴史上の哲学者たちは、あまりに偉大ですが、いまその肉声を聞くことはできません。

でも安心してください。分厚い哲学本に閉じ込められた賢人の知恵を、わかりやすく教えてくれる哲学者が、この極東の日本に存在します。その名は小川仁志先生。

小川先生は京大卒業後のバブル華やかなりし頃、「伊藤忠商事」に入社するも退職し、その後4年ものフリーター生活を経て名古屋市役所に入庁。その後哲学者となった異色の経歴の持ち主です。

そんな人生経験豊富な小川先生だからこそ、ミドルエイジの恋やビジネスの悩みを、哲学者の教えを引きながら的確に解決します。

さて、第二回目の相談者のお悩みを紹介しましょう。

Q.恋と仕事が両立できません

Q.こんにちは。社会人5年目、広告代理店でOLをしています。仕事ではウェブCMの企画リーダーを任されるなど、やっと仕事にやり甲斐を感じられるようになってきました。このまま頑張って、男性と張り合うくらいに活躍し出世して面白い仕事を任せてもらえるようになりたいと思っています!!

ただ最近、友達に誘われた起業家が集まるパーティで素敵な彼に出会いました。彼は妻夫木聡似の好青年で笑顔が可愛らしい人です。可愛らしい笑顔とは裏腹に仕事ができて話も面白く私にとって完璧な人で、あっという間に恋に落ちてしまいました。そしていつの間にか彼のことばかり考えてしまっていて、仕事のことがおろそかになってしまう自分に気づきました。

もしかしたら彼と結婚するかもしれないなどと考えると、どこかで仕事がどうでもよくなってしまっている自分がいます。仕事と恋愛を上手に両立するような考え方を持つには、どうしたらいいでしょうか。

A.恋と仕事の両立なんてしなくていい!!

A.仕事をとるか恋をとるか。永遠のテーマですね。さて、どうすればこの二つが両立するかですが、私の答えは明快です。「両立なんてしなくていい!」こんなふうにいうと、過激に聞こえるかもしれませんね。でも、私がいいたいのは、幸福になればそれでいいんじゃないのということです。


ここで参考になるのが、イギリスの思想家ジェレミー・ベンサムの功利主義です。ベンサムは、幸福な世の中をつくるために「功利性の原理」を掲げた人物です。簡単にいうと、快楽を足し算していって、それが最大化する状態を正しいとする発想です。つまり、快楽がマックスなら幸福といえるはずだという主張です。これを社会全体に当てはめたのが、有名な「最大多数の最大幸福」というスローガンです。できるだけ多くの人ができるだけ多くの幸福を得ている社会が正しいのだと。

私たちの人生にはいろいろな要素があります。その中には、うまくいっていることも、調子の悪いこともあるでしょう。ですから、それらを総合して、人生全体として快楽が最大値を示していればいいのです。たとえば、仕事と恋という要素だけを取り上げてみてもそうです。仕事が30点、恋も30点で合計60点より、たとえ仕事が10点でも恋が90点で合計100点のほうが、人生全体ではより幸せだということです。


仕事に100パーセントエネルギーを注いでいるからといって、それが常にうまくいくわけではありません。私たちが考えなければならないのは、人生トータルでの幸せなのではないでしょうか。相談者のように、今は恋に夢中で仕事を重視する気がないのなら、別にそれでいいと思います。そんな自分が嫌なら、自然と比率が変わっていくはずですから。


仕事と恋にかけるエネルギーの比率は、時期によって違ってくるものです。バランスよく合計100点というのがベストな時期もあるでしょうが、たまには恋に夢中になる時期があってもいいじゃないですか。

私にもそんな初々しい時期がありました。妻と出会ったころの話です(少なくともここではそうしておきます)。ちょうど仕事でスランプに陥っていて、何をやってもダメなときでした。精神的にもつらかったのですが、そのとき恋に夢中になることで、なんとか苦境を乗り越えることができたのを覚えています。


社会人なのに恋を優先するとは、なんてわがままだなんていわないでくださいね。日本には寿退社という言葉があるくらいですから、みんなで恋を応援してあげるべきでしょう。あんなのただの建前だというなら、明日会社で「わがまま退社」と呼ぼうと提案してみてください。みんなから白い目で見られるのがオチです。むしろ仕事が一番なんていう考え方のほうが、近代社会の遺物のような自分の鄙びた価値観を押し付けるわがままな発想だといえます。


それにきっと周囲の人だって、あなたが苦しんで過ごすより、幸せそうに過ごしてくれるほうがうれしいはずです。暗くふさぎ込んだ人と幸せそうな人、どちらと一緒に仕事をしたいか考えてみればよくわかると思います。 

⇒でも、仕事と恋とでは質が違う!?
小川先生がそんな反論をバッサリ
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