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「好きな色?人気の色?どちらを選ぶ?」ここ5年で売れている車の色ベスト3

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■過去5年をみると、構成比には若干の変化も

全体での「1位ホワイト、2位グレー/シルバー、3位ブラック」という傾向は、過去5年の平均でも同様。ただし、構成比率は変動が起こっていました。

具体的には、5年前の令和元年データでは、1位のホワイトが約47.7%、2位のグレー/シルバーが約19.8%、3位のブラックが約15.8%と、2023年データと比べると、グレー/シルバーが約2.7%多く、ホワイトが約0.8%少なく、ブラックも約1.2%少ないという結果だったようです(ちなみにレッドとブラウンも約0.3%増加)。

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2020年6月に登場したハリアーは、ブラックのイメージが強い

5年前よりも現在は、グレー/シルバーの人気が落ちて、ホワイトとブラックの人気が高まったようですが、この5年間といえば、世界中をコロナ禍が襲い、自動車業界でも、外出自粛の影響を受けて、新車販売には大混乱が生じ、これまで通りにクルマを買うのが難しい時期もありました。

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高級ミニバンの代名詞でもあるアルファード/ヴェルファイアも、パールホワイトとブラックの2色が人気高い

2024年に入ってようやく落ち着いてきましたが、その間に新発売となったクルマのテーマカラーは、高級感があり、シックでカッコよく見えるパールホワイトやブラックが多かったように思います。何かと無難なグレー/シルバーよりも、より煌びやかにみえるパールホワイトやブラックのほうが、日本人の心に響いたのかもしれませんね。

 

■あまり深く考えずに、好きな色のクルマに乗ろう!!

JAFのアンケート調査によると、JAF会員がクルマの色選びで重視するポイントは、1位が「自分が好きだから」(約51%)、2位が「家族が好きだから」(約15%)、3位が「中古車の関係でその色しかなかったから」(約9%)だったそう。

クルマを下取りに出す際、より高査定が狙えるのは、ホワイト系(パールホワイト)やブラック。この2色は日本だけでなく、海外市場でも大人気です。ただ、「高査定が狙えるから」とか「人気だから」というよりも、せっかく選ぶクルマですから、前述のJAFの調査結果のように、あまり深く考えずに、好きな色のクルマを選ぶのがよいかな、と筆者は考えます。

Text:吉川賢一
Photo:トヨタ



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