IWCシャフハウゼン「ポルトギーゼ エターナル・カレンダー」がギネス世界記録に認定！
IWCシャフハウゼン「ポルトギーゼ エターナル・カレンダー」のダブル・ムーン™表示の理論上の誤差は、“45,361,055年に1日”――このダブル・ムーン™表示は、これまでの世界記録を大きく上回るもので、「最も精密なムーンフェイズの腕時計」としてギネス・ワールド・レコーズ（GWR）に認定されました。
月の満ち欠けを正確に表示することは難しいのは、時計愛好家なら周知の事実ですが、IWCのエンジニアは「ポルトギーゼ エターナル・カレンダー」のために、3つの中間歯車を備えた新しい減速機構を考案。
IWCの時計製造における偉大な功績に乾杯！
永久カレンダーでも、400年に3回の修正が必要となる理由
現在、多くの地域と文化圏で使用されている「グレゴリオ暦」は、1年を28日、30日、 31日の12の月に分けます。4で割り切れる年は閏年となり、2月末に29日が挿入されます。
しかし、実際の太陽年にカレンダーを同期させたままにするには、さらなる補正が必要で、1世紀に1回の末尾00の年は、400で割り切れる年だけを閏年とし、その他の年は通常の年とする必要があります。
つまり、2000年や2400年は閏年ですが、2100年、2200年、2300年は普通の年となります。しかし、従来の永久カレンダーは、4年サイクルでプログラミングされていて、3年通常の年が続いたら、必ず閏年が挟まるようになっています。
設計上、2100年も閏年となるので、修正が必要となりますが、同じことが2200年と2300年にも起こります。その結果、永久カレンダーとはいっても、400年に3回の修正が必要となります。
IWCシャフハウゼン「ポルトギーゼ エターナル・カレンダー」（Ref. IW505701）4500万年のムーンフェイズ精度を誇る「最も精密なムーンフェイズの腕時計」
それに対して、IWCシャフハウゼン「ポルトギーゼ エターナル・カレンダー」（Ref. IW505701）の世紀永久カレンダーは、グレゴリオ暦の複雑な閏年の例外的な規則も織り込んで機械的にプログラミング。
新たに設計された400年歯車により、4世紀間で3回だけ、自動的に閏年がスキップされ、これが次に起こるのは2100年です。
少なくとも西暦3999年までは、正確に閏年が計算されますが、西暦4000年を閏年にするかどうかは、まだ正式には決定されていません。
ムーンフェイズ表示は、間違いなく最も魅力的な複雑機構の一つ
「ポルトギーゼ エターナル・カレンダー」のもうひとつの大きな魅力は、非常に正確なムーンフェイズ表示で、新たに開発された減速歯車により、このダブルムーン™ フェイズ表示で月の満ち欠けが1日狂うのは4500万年後となります。
「ポルトギーゼ エターナル・カレンダー」は、ガラスの文字盤、ダブルボックスガラスのサファイアクリスタルなど、ガラスの要素をふんだんに使用することで、創意工夫に富んだ内部の機構を眺めることができ、透明な部分が増えたことで、明るさ、陽気さ、控えめなエレガンスの独特な感覚が生まれています。
世界で最も精密なムーンフェイズ腕時計は、手の込んだ仕上げのプラチナケースに収められ、サントーニ社製のブラックのアリゲーター・ストラップが組み合わされます。
IWCシャフハウゼン「ポルトギーゼ エターナル・カレンダー」（Ref. IW505701）
【特徴】
機械式ムーブメント – ペラトン自動巻き機構 – パワーリザーブインジケーター – 日付、曜日、月、4桁の西暦を表示する世紀永久カレンダー – 4,500万年の精度を備えた永久ムーンフェイズ （北半球と南半球に対応）– 閏年の例外を認識する400年歯車 – 秒針停止機能付きスモールセコンド – 18Kゴールド製ローター – サファイアガラスのシースルー裏蓋
【ムーブメント】
IWC自社製キャリバー：52640
振動数：28,800回／時（4Hz）
石数：54
パワーリザーブ：7日間（168時間）
巻き上げ：自動巻き
【時計】
素材：プラチナケース、ホワイトラッカー仕上げのガラスの文字盤、ロジウムメッキ の針とアプライド・インデックス、サントーニ社製の背革のアリゲーター・ ストラップ、プラチナ製フォールディングバックル
ガラス：両面反射防止加工を施したダブルボックスサファイアガラス
防水性：5気圧
直径：44.4mm 厚さ15mm
【問い合わせ】
IWC
0120-05-1868
公式サイト
