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「次に来るのはランクルJr.」どんなクルマになるのか予想してみた

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■全長の短い「ショートランクル」がいいのでは?

ここからは、シルエットから予想できる、新型ランクル(以降、ランクルJrと呼ぶ)の姿を考えてみよう。ボディサイズについては、全長が4600~4700mm程度、全幅は1900mm、全高は1850mm程度、150系ランクルプラド(全長4825×全幅1885×全高1840mm)をちょっとだけ小さくしたサイズにみえる。

特に、狭い場所でのクルマの取り回しで最大のネックとなる全長は、使い勝手を考えて、全長5,000mm級のランクル300や250よりも大幅に短縮し、RAV4並み(全長4600mm)近くなることを期待したい。

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2017年9月に登場した、FJクルーザーのファイナルエディション。特別設定色のベージュを採用し、20インチアルミホイールやサイドステップなどを特別装備した最終モデル

また、前述もしたように、フロントバンパーやリアウインドウの形状は、コンパクトクルーザーEVによく似ており、かつての「FJクルーザー」のような雰囲気をまとってくる可能性もあるだろう。水平に近いボンネットフード大型タイヤなどは、他のランクルシリーズと共通でまとめつつ、全長の短い「ショートランクル」的なクロカンSUVとなるのではないだろうか。

 

■クラウンシリーズの2.5Lハイブリッド搭載を期待!!

パワートレインは、ランクル250と同じく(150系プラドのキャリーオーバー)となる、2.7Lガソリンと2.8Lディーゼルが有望になるのかもしれない。が、分厚いトルクで重たいボディをグイグイと走らせるダイナミックさがある反面、燃費は極悪であることから、ランクルJrにはハイブリッドを採用して欲しいと思う。

新型クラウンシリーズに広く搭載されている、2.5Lハイブリッドを搭載するのはどうだろうか。これならば、リッターあたり10km/Lは余裕でクリアできるはずだ。

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新生ランクルシリーズに、エントリサイズのランクルJrが加われば、最強になるのでは?

オフロードなどのタフな走行性能を重視する顧客にはランクル250や300を、市街地や高速道路などの日常使いを重視する顧客にはランクルJrを、といったすみ分けができれば、新たなユーザーを獲得することにもつながる。

ランクルシリーズの四男坊として、街中走行に適したボディサイズ、かつ燃費の良いハイブリッドを搭載したランクルJrは、日本のみならず、グローバルで大いに需要があることだろう。車両価格も兄貴分たちより抑えられれば万々歳だ。はたして、ランクルJrがデビューする日はやってくるのか? 登場を期待している。

Text:吉川賢一
Photo:トヨタ



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