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LIFESTYLE 女たちの事件簿

【後編】「オフ会のはずが不倫相手との密会に」健全なグループチャットに隠れた落とし穴とは

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窓の外が暗くなってきて、ようやく帰る決心がついたというあゆなさん。

「帰る頃には夫のことが完全に嫌になっていました。長い年月一緒にいる人に対して、こんなに簡単に冷めることができるなんて、自分でも信じられなかったです」

あゆなさんは、気が付けばグルチャ不倫の相手のことばかり考えるようになってしまった。すると、夫に触れることも優しくすることもしんどくなった。そして、習い事を始めたという嘘をついてまで、間隙を縫うようにして不倫相手に会いに出かけたという。

「あの人と新しく人生をやり直したい、夫と別れたい、と望むようになり、私はわざと夫を怒らせるようになりました。嫌いな食材を料理に入れて夫が食べないことを責めたり、料理のできない彼に食事作りを分担制にしてくれとケンカをふっかけたりして……」

夫は浮気を疑う様子もなく、順調にあゆなさんを嫌いになっていった。

「それで、ある日ついに『そんなに俺と飯食いたくないなら出てけばいいだろ』と怒鳴ってきたんです。ビクッとしつつも、内心では狙い通りだとほくそえんでいました」

極限まで険悪になった夫婦は、スイーツビュッフェの初不倫から3か月後、別居することになった。これからは食の趣味の合うあの男性と、思う存分一緒の時間を過ごせる、と開放感でいっぱいになったというあゆなさん。しかし……

「ワンルームを借りて夫と別居したと報告したとき、彼は浮かない顔をしました……既婚者だったんです。指輪もしていなかったし、時間を自由に使っていたので、独身だと思い込んでいました」



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