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「BEVに乗るぞ!と意気込むよりも、楽しいクルマ選びがいい」次期ハスラーと言われるeWXにはスズキの良心が詰まっていた

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■マイルドハイブリッドも設定されると予想

ハスラーは、親しみやすいデザインと、レジャーで使える十分なキャビンスペース、そしてちょっと足を伸ばしたくなるようなプラスアルファの機動力が魅力のモデル。アウトドアレジャーでも使いたくなるような楽しいデザイン、機能があるのも人気の理由でしょう。

そういう意味では、eWXとハスラーは共通項が多いように感じられます。ハスラーユーザーがeWXに乗り換えたとしても、違和感なくレジャーやドライブを楽しめるのではないでしょうか。「ガソリンモデルじゃなくなるなら乗りたくない」とは決して思わせないような、そんなワクワク感と親しみやすさが感じられ、そこにEVならではの快適性や使いやすさが魅力として加わり、より魅力的なモデルとなるように感じられます。

実際に市販されるとなると価格が気になるところではありますが、サクラ(259万9900円〜)と同程度で売り出されれば注目の一台になるのは間違いありません。ただ、バッテリーEVだけでなく、従来型同様にマイルドハイブリッドも設定されることになるのではないかと筆者は考えています。

いまやハスラーは、スズキの軽自動車の中で、ワゴンRやアルトを抜いて、スペーシアに次ぐ2番目の販売台数を誇ります。そのため、全グレードを高価になりがちで使い勝手も特徴的なバッテリーEVすることは考えにくく、マイルドハイブリッドも設定したうえで、バッテリーEVの販売比率が10~20%程度になるような戦略でスタートしていくのではと考えられます。

EVモデルの分野ではやや出遅れている感のあるスズキですが、eWXをみていると、スズキは、他社とは違ったアプローチでEVの市場拡大を狙っていけるような存在になるかもしれません。「新型ハスラー」としてeWXが登場する日が非常に楽しみです。

Text:立花義人、エムスリープロダクション
Photo:SUZUKI



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