どんなに大事に育ててきたか、お前にわかるかって」
自らの性に強烈な違和感を覚えていたという息子。それに気づいてやれず「普通であること」「多数派であること」を求めてきた母親。心がすれ違うのは当然だ。
「私は仙人でもなければ神様でもありません。偏見かもしれませんが、私は男女がつがいになって命を繋いでいくということを当たり前の価値観として生きてきた一般的な60代です。
息子が女になりたいというのは本当なんでしょう。でも、孫を巻き添えにしていいわけがない」
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