「熱は39度台で推移し続けて、私はふらふらに。もちろん食事も咽喉を通りません」
心配した夫が、車で20分ほどの場所にある大病院の外来に連れていくと言い出した。ここは地域の「中核病院」と位置づけられている。
「そこで夫が引っ掛かったのが『特別な料金』です。病院のホームページの外来受診ページにでかでかと選定療養費のことが書かれていたようで、それを見た夫の『今って7700円も取るの?』と言う大きな声が聞こえてきましたね」
しかし夫は、赤い顔をしてつらそうにしている妻を見て、「選定療養費を支払ってでも診てもらった方がいい」と主張したそうだ。
「解熱剤で熱が下がらないなんて、インフルやコロナ以外にも変な病気がいっぱい流行っているわけだから、もっとちゃんと検査してもらうべきだと夫は言いました」
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