ハンバーガーメニューボタン
FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
CAR 得するクルマ生活

おじさんホイホイ!昭和50年代の名車5選 スポーツカー編

無料会員をしていただくと、
記事をクリップできます

新規会員登録

■トヨタ カローラ レビン/スプリンター トレノ(AE86)

次に取り上げたいのは、クルマ好きならずとも知っている人の多い、「ハチロク」ことAE86型レビン/トレノです。

実はハチロクも、初代RX-7同様に、デビューは昭和58年(1983年)。1980年代に入るとクルマの高性能化が進み、スポーツカーにとっては過給器によるパワーアップが進んでいきましたが、ハチロクはあえて1.6Lの自然吸気エンジンを搭載。シャシーも基本的には先代モデルと同じものを採用していました。

AE86型カローラレビン。軽快な走りで人気を博した©トヨタ博物館

その目的は軽量化。軽量ボディによる走りの軽快さに加え、FRレイアウトならではのハンドリングの良さと、4A-GEUエンジンの軽快なレスポンス、チューニングパーツの豊富さから、走り好きな若者に絶大な人気を得ました。

©トヨタ博物館

その後、1995年から週刊ヤングマガジンで連載が始まった大人気漫画「頭文字D」の主人公が乗るモデルとして採用されたことで、「ハチロク」の名は当時を知らない若い世代にも知名度が高く、2012年には「86(ハチロク)」という車名のFRスポーツカーが登場したのはご存知の通り。

スポーツカーの性能に大切なのは「とにかく軽さ」だということを教えてくれたハチロクは、様々な要素によって伝説のモデルとなった、非常に希有な一台といえるでしょう。

 

■三菱 ランサーターボ(2代目・A170)

2代目ランサーは昭和54年(1979年)にデビューとなったモデルです。当時は三菱のコンパクトモデルという位置づけで、大きな窓や広い居住空間を確保する8角断面のボディ形状を採用し、シンプルでクリーンな印象と実用的な雰囲気の4ドアスポーツセダンでしたが、今回取り上げたいのは、2代目ランサーのなかでも「1800ターボ」というグレードのモデル。

「ランタボ」の愛称で親しまれたランサーターボ。初期型はインタークーラーがなかったが、マイナーチェンジモデルで装着され、性能も向上した©三菱自動車

G62B型シリウス80エンジンにECIと三菱製のTC05ターボチャージャーを装着し、最高出力135psを発揮したスポーツモデルでした。このランサーターボは、三菱が世界ラリー選手権で活躍したことで、ファンの間で「ランタボ」の愛称で親しまれ、1990年代の「ランエボ」が大活躍する世界ラリー選手権へと繋がる礎となりました。



RANKING

1
2
3
4
5
1
2
3
4
5