サラリーマン必須アイテムといえば革靴ですね。
スニーカーなどと違い、歩きづらい上に蒸れるしであまり好きじゃないっていう人いませんか?
実はそれ、サイズ選びが間違っているのかもしれません。
試着してるからそんなはずないだろ!と思われるかもしれませんが、そのとき「自分の足は◯センチだ」という指標だけで革靴を選んではいませんか?
それだけで革靴を選ぶと痛い目にあいます。靴擦れは痛いです。
ということで今回は革靴の正しい試着方法を紹介していきたいと思います!是非参考にしてください!
そもそも革靴のサイズ表記は特殊
アメリカやイギリス製の高級輸入革靴のサイズ表記は「ラスト」と呼ばれる靴の木型が基準となっています。つまり靴そのもののサイズではないのです。
なので木型が少し変わればサイズ感も変わってしまうのです。同じブランドでもモデルによって自分にぴったりのサイズは変わっていくのはこれが理由。
サイズ表記はあまり当てにしないようにしましょう。
試着のまえにまずは事前準備
まず前提として普段会社に行くときに履いている靴下を着用してください。そして出来れば普段履いている革靴で店に訪れましょう。自分の好みのフィット感やデザイン、ほかにも不満に感じている点を店員さんに伝えやすいです。
また足が一番むくんでいるときに行くことも重要。
朝一番で革靴を購入してしまうと、夕方にむくんだときにキツくなって靴擦れの原因になりかねません。
さあ試着しましょう!
革靴はきちんと手入れをすれば一生ものです。何足も履いてベストを選びましょう。
まずは足先と靴の空間「捨て寸」が最適かどうか。
1〜2センチがベストといわれています。また足の親指や小指が圧迫されて内側に折れ曲がっていないかもチェックしてください。
続いてはボールジョイント(下記画像参照)周辺が適度にフィットしているか。
ここは歩くときに足が曲がる部分で合っていないと親指による踏み返しがしにくく疲れやすさの原因になります。圧迫感がありすぎてに辛いですが、ここが広すぎると本当に疲れやすい靴になってしまいます。革靴のシルエット選びでも核となる部分です。
土踏まずがあっているか
靴の上面(アッパー内側)と自分の足が軽く触れるくらいがベストです。土踏まずにはもちろん空間が出来るように。
インソールで調整する方もいますが、それは買ってしばらく経ったときに革の形が変わったときの手段にしたいので最初はデフォルトの状態でベストを選びましょう。
かかとが合っているか
かかとに隙間を作ったときに小指の先がスムーズに入るくらいがベストです。靴べらが逆に使いづらい場合は靴のサイズ感が間違えている可能性が高いです。
いかがでしたでしょうか。
以上の点をすべて満たす革靴に出会うことができれば、本当に見違えるほど歩きやすくなります。間違いなくパフォーマンスの向上に繋がるはずです。
TEXT:FORZA STYLE