意識高い系オジサンにも忍び寄る、魔の手。それは水虫！

コロナ禍に始めた自宅トレーニングがいつしか歯磨きみたく習慣づいて、肥満～軽肥満だった体脂肪率もようやく標準に戻り、最寄駅でもエスカレーターから階段へと若返り。

部下に『最近、シュッとしてきましたね』だなんて軽くお世辞も言われつつ、これが理想の未来予想図ってくらいに40代から上り調子で上司の威厳をなんとかキープできるように。

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「緊急事態宣言」および「まん延防止等重点措置」の影響で図らずも増えた体重をきっかけに、幼き頃から週間少年マガジンの広告掲載で見慣れていた“あの”自宅トレーニンググッズ類を、まさかこの歳で購入するなんて…。

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さらに、ボディメイクの成果を実感する度にジムウェアやプロテイン、果ては食事のPFCバランスを計算するまでにハマってしまったなんて人も多いのでは？

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かつて怪我や体調不良の自慢大会だった同世代との飲み会は、トレーニングや食事内容、お薦めのアパレルやグッズといった話題に変わり、後輩との席では仕事だけでなく体調管理についてアドバイスして、まさかサウナ施設やプロテインメーカーを共通テーマにZ世代のフレッシャーズと会話するなんて意外な方向転換まで。

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しかし、そんなイケオジにも人には言えない ――いや、イケてない―― 悩みが生まれている可能性が……