【続きはコチラ】タブレットをゲーム機と勘違いする時代遅れな夫のいうパソコンスキルが超ヤバい…AI時代到来の今、本当に子供達が身につけるべきものとはいったい何なのか？

【前編のあらすじ】田山静香さん（仮名・48歳）は九州地方に暮らす、働く母だ。家族は高校2年生になる息子と5つ年上の夫の３人。最近、夫と揉め事になることが増えたという。その大きな理由が、教育の考え方の違いだ。夫は学歴重視、立派な社会人を育てるのが親の勤めだと考えているそう。対する静香さんは柔軟に学びを楽しんで欲しいと考えていると話す。そんな夫が勝手に激安パソコンを息子に購入したことが発端で大喧嘩になり…。

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©︎GettyImages

「息子と私は高校時代はタブレット、大学進学に合わせて必要なスペックを有するパソコンを買うことで合意していました。ところが夫が勝手に激安の中古パソコンを買ってきたんです。そのことに私が不快感を示したことで、大喧嘩になりました。お前は企業勤めを10年していないから、その重要性がわからないんだとか言われちゃって、本当にムカつきましたね」。

静香さんもパソコンスキル習得の必要性は感じている。

「今の子たちはデジタルネイティブですが、スマホで済んでしまうので、なかなかPCに触るチャンスがありません。だから学校でもパソコンスキルが向上するようタブレットにわざわざキーボードを取り入れているんだと思うんです。それに息子は情報コースを選んでいるので、検定もいくつか受けているはず。息子の日常にはすでにデジタル機器があるんです。そんなことも知らずにパソコンスキルは必須だなんてて言われても…って感じなんで」。

実は夫は、40代になるまでブラインドタッチもできないタイプだったらしい。ITリテラシーが低いと感じることもあるという。