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編集長干場も愛用中で、毎シーズンお買い足しを続けるパンツ専業ブランド「ブリリア（BRIGLIA 1949）」。
ナポリの東・ベスビオ山の麓を拠点とし、パンツに特化したファクトリーとして30年以上の歴史を重ねたフォーテンインダストリー社の第２世代となるミケーレ・カリッロ（Michele Carillo）が、新たなチャレンジとして2012年に立ち上げたブランドです。
イタリアに根付くサルトリアの知識と技術、伝統に誇りを持ちながら、細部のひとつひとつにまで細かく配慮しているのに、驚かされるのは イタリア製でありながら、その抑えた価格設定！
インポートのパンツが４万、５万超えが当たり前になっている中、コストパフォーマンスに優れたアイテムを世に送り出していることから、各セレクトショップからの支持も絶大です。
この春は、各社思い思いの別注アイテムを仕込んでいるというウワサを聞きつけたので、今回FORZAでは、それらのアイテムを紹介して頂きがてら、ブリリアのパンツを使ったコーディネート対決をしてしまうという企画を立案。
まずは各社を説得。季節的に桜が咲く頃の着用をイメージしながら、「お花見」をテーマにした着こなしを披露して頂き、１分間でアピールするというガチなバトルをお願いしてみることに。
それでは、それぞれのコーディネートをチェックしていきましょう！
ジェンテ ディ マーレ 豊田一樹さん
ブリリアの別注パンツ「ポルトベッロ」3万9600円、アスペジのブルゾン 12万1000円、セバゴのシューズ 3万800円
ジェンテディマーレが別注した「ポルトベッロ」は、太畝のシアサッカー地を採用。腰まわりがゆったりしていて、膝下に向かってテーパードしていくシルエットを描きます。
インプリーツとアウトプリーツを組み合わせたボックスプリーツが特長的で、ベルトループもありますが サイドには部分的にエラスティック（ゴムの）仕様にすることで、リラックスして穿けるように仕上げています。
スタイリングのテーマは「ホワイト、グレー、ベージュを使ったワントーンに近いようなコーディネートです。花見の名所である東京・吉祥寺の井の頭公園で、家族と手漕ぎボートに乗るようなシーンを思い描いてスタイリングしています。
立ったり座ったりする際にストレスがないようにリラックスフィットのパンツを選び、荷物があってもたくさんのポケットがあって収納力が高いM-65タイプのフィールドジャケットを羽織って機能性も考慮してみました」。
お子さんがいる花見となると、"手ぶら"というのは重要！
ちなみに、言い忘れてしまったそうですが、ボートに乗るように足元にはしっかりボートモカシンを合わせていました。
ビームス 小林順平さん
ブリリアの別注パンツ「イゾラ」3万8500円、フィリッポ デ ローレンティスのカーディガン 4万2900円、ジョン スメドレーのニット 3万6300円、イルモカシーノのシューズ 4万2900円
ウエストをシャーリングにしてドローコードを配し、ワンプリーツにアレンジさせて別注したイージーパンツが「イゾラ」。裾に向かってテーパードさせているのがポイントです。
リネンとレーヨン、ポリウレタンを混紡させ、ストレッチを効かせたストライプの１本は、大人にこそ穿いて欲しいシックな仕上がりです。
スタイリングのテーマは「暖かい陽射しに合わせて、軽めでカジュアルな装いに仕上げています。花見する場所の景観を壊さないような、悪目立ちしない大人のおしゃれを意識しました。
主役となるのはストライプのパンツなので、引き立たせるためにトップスは比較的シンプルにしながらも、花見という席なので華やかな雰囲気が出るようトップスはホワイト中心でまとめています。パンツの素材感に合わせて、リネンシルクのざっくりとしたカーディガンを羽織っているのもポイントです」。
リラックスして力みもなく、大人っぽく仕上がっていますね。パンツを引き立てたホワイト系トップスの合わせも清潔感あって見事です。
伊勢丹新宿店 浅野太祐さん
ブリリアの日本別注パンツ「エルコラーノ」2万9700円、ユーゲンのブルゾン 13万2000円、バトナーのシューズ 2万6400円
伊勢丹新宿店が別注したのは、ブリリアの良いポイントを集めて作り上げた究極のスタンダードモデル「エルコラーノ」。スリムテーパードの美脚シルエットで、素材はコットンにポリウレタンを混紡させることでストレッチを効かせています。
最大のポイントは、その価格です。ブリリアでコストパフォーマンスが優れているのは前述しておりますが、こちらはアンダー３万円！ 豊富なカラーバリエーションで揃えているので、お好みの一本をお買い求め頂けると思います。
スタイリングのテーマは「水曜17時、ノー残業デーなので一度帰宅。その後、友人５人と上野公園に集まって花見をする際のコーディネートです。
男性のみで集まるので動きやすい格好を意識しながらも、夜桜を楽しむとなると まだまだ肌寒いためインナーにはコットンニットを忍ばせて、ナイロンブルゾンを羽織っています。足元もスポーティで軽やかに動きやすいようスニーカーを合わせています」。
夜は長いので、花見の後には上野の街に繰り出す想定なんだとか。若いって素晴らしい。動きやすいのって絶対欠かせませんからね。
グジ 小林豪さん
ブリリアの別注パンツ「ウィンブルドン」3万9600円、マッキントッシュのコート 10万7800円、レンコントラントのニット 5万600円、ガロウのシャツ 6万500円、リプロダクション オブ ファウンドのシューズ 2万9700円
グジがオススメする「ウィンブルドン」は、ドローコードを配したワンプリーツのスラックスで、素材には通気性に優れながら、シワになりづらいレダ社のウール「レダアクティブ」を採用しています。
じつはウールなのにホームウォッシャブル、自宅の洗濯機で洗えるので、これからの汗をかきやすい季節でも安心して穿きこなせます。
スタイリングのテーマは「今季のグジが提案しているベージュとライトグレーをキーカラーに、ブルーとオリーブを挿した春らしい爽やかで、元気が出るようなコーディネートです。
想定したシチュエーションは、京都の鴨川沿いを彼女とデート。アクティブに活動しても良いようにスポーティな雰囲気にまとめつつ、やはり春先で肌寒いこともあるので、もし寒くなった場合に連れた彼女に着せてあげられるようなゆったりしたコートを選んでいます」。
彼女への心遣いを込めたコーディネートだなんて素敵スギます。色合わせも軽やかで春っぽいですね。
さて、皆さんはどのショップが提案したコーディネートがお好きですか？ 最も気に入ったコーディネートのショップを YouTubeのコメント欄に記入してください。
集計して、最も多く得票数を集めたショップを優勝とし、そのショップにコメントを頂いた方の中から抽選で１名の方には、なんとも贅沢なプレゼントを用意しています。ぜひ奮ってコメントをお願いします！
さて、各セレクトショップのバイヤーたちも注目しているブリリア1949のパンツ。この春夏も、インラインはもちろん、さらなるアップデートを遂げた別注アイテムも目白押しです。
しかも価格は手頃というんだから、買わない手はありません。
そろそろ各店には、別注のブリリア以外にも素敵なアイテムが揃ってきている頃なので、この春夏の装いを整えに訪れてみてはいかがでしょう。
Video：Shingo Takeda , Kengo Yagawa
Photo：Shimpei Suzuki
Edit：Ryutaro Yanaka
【提供元】
トヨダトレーディング プレスルーム
03-5350-5567
ブリリア取扱店舗
toyodaco.jp/briglia_shoplist/
